2002年度

Analyst


300941
Determination of 36Cl in biological shield concrete using pyrohydrolysis and liquid scintillation counting
伊藤光雄 ; 渡部和男 ; 畠山睦夫 ; 立花光夫
Analyst 127(7), p.964-966(2002) ; (JAERI-J 19387)

 原子炉生体遮蔽コンクリート中のCl-36の定量法を開発した.コンクリート中の塩素を熱加水分解法により抽出し,炭酸ナトリウム溶液に捕集した後,Cl-36を液体シンチレーション法により測定した.岩石標準試料を用いてイオンクロマトグラフ法により塩素の抽出条件を検討し,定量的抽出条件を確定した.2gのコンクリート試料を用いた場合のCl-36の検出限界は,0.02Bq/gであった.開発した方法をJPDRの生体遮蔽コンクリート中Cl-36定量に適用した.


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