2002年度

多変量解析実例ハンドブック


301188
多変量解析手法の材料特性予測への適用; ニューラルネットワークとベイズ推定の組合わせによる解析例
辻宏和 ; 藤井英俊*
多変量解析実例ハンドブック, p.107-114(2002) ; (JAERI-J 19612)

 原子炉の炉心の近くで使用される構造材料の供用期間中の中性子照射によるクリープ特性の変化という現象には非常に多くの因子が複雑に絡み合っている.このように非常に多くの因子が絡み合う複雑な現象の処理に対して有効な多変量解析手法であるニューラルネットワークにベイズ推定を組み合わせることによって予測結果に統計的意味を持たせ,エラーバーを含めた予測が可能なモデルを構築した.このモデルを用いて,実際の原子炉で使用されている材料が,30年間の稼働後にどのようなクリープ強度特性を有しているかということを予測した.


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