2002年度

Plant Cell Reports


310070
GFP accumulation controlled by an auxin-responsive promoter as a non-destructive assay to monitor early auxin response
Aspuria, E. T.* ; 大浦千春* ; Chen, Q.* ; 内宮博文* ; 大野豊
Plant Cell Reports 21(1), p.52-57(2002) ; (JAERI-J 19734)

 オーキシンによる遺伝子発現誘導をモニターする系の改良型を作成する目的で,オーキシン誘導性プロモーターに発光クラゲの発光タンパク質(GFP)遺伝子を連結しシロイヌナズナへ導入した.得られた形質転換体を100nM以上のオーキシンで処理すると,24時間後に根端の伸長帯にオーキシン特異的なGFPの発現がみられた.GFPの発現は蛍光実体顕微鏡で観察でき,プラスチックシャーレを使い無菌状態で育成した個体でも,シャーレの蓋を取ることなく無菌状態のままGFPの発現の有無を判定できた.本システムは新規オーキシン関連変異体を分離するうえで有用であると思われる.


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