2002年度

バイオサイエンスとインダストリー


310281
拡大するバイオ研究への放射線利用
渡辺宏*
バイオサイエンスとインダストリー 61(2), p.53-56(2003) ; (JAERI-J 19911)

 X線の発見と原子炉で作られる放射性同位元素がトレーサーとして,その後のバイオ研究に多大な貢献を果たしてきた歴史的事実から,バイオ研究における放射線利用の意義を明示するとともに,今後新たな進展が期待されるイオンビーム利用と中性子利用を中心として,原研が世界に先駆けて進めている先端的な各種バイオ研究への取組みの現状と主要な成果を紹介する.紹介した研究は,イオンビーム突然変異研究,マイクロビーム研究,DNA修復遺伝子解析研究,ボジトロンイメージング技術,中性子構造解析研究,放射光DNA損傷解析研究,DNA損傷と修復機構のシミュレーション解析研究などである.


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