2003年度

KEK Proceedings


320160
環境負荷物質陸域挙動予測システムMOGRAのデータベース
天野光 ; 池田浩* ; 佐々木利久* ; 松岡俊吾* ; 黒澤直弘* ; 高橋知之* ; 内田滋夫*
KEK Proceedings 2003-11, p.239-244(2003) ; (JAERI-J 20694)

 MOGRAコードはPC上でGUIを用いて放射性核種等の挙動が評価できるシステムであり,動的コンパートメントモデルを基本とし,コンパートメント内の物質量が時間で変動する系を解析できる.付加システムとして種々のデータベースを有するMOGRA-DB,及び地図情報システムMOGRA-MAPが利用できる.本発表では,これらMOGRA及び付加システムの機能,MOGRAを用いた解析例について紹介する.


310799
Comparison of synchrotron radiation calculation between EGS4, FLUKA, PHOTON and STAC8
浅野芳裕 ; Liu, J.*
KEK Proceedings 2002-18, p.48-54(2003) ; (JAERI-J 20312)

 放射光はいままでそのエネルギーが低く,あまり遮蔽の観点から注目されていなかった.しかし,SPring-8など第3世代大型放射光施設の利用とともに,大強度化や高エネルギー化が進んでおり,放射光ビームに対する遮蔽にも細心の注意を必要とされるようになった.また,CLS(Canadian Light Source)などの中型放射光施設建設が進むなか,安全でかつコンパクトなビームラインを建設するためにも最適な放射光遮蔽設計が望まれるようになっており,そのためには評価手法の詳細な検証が必要である.そこで,SLACのSPEAR3偏向電磁石ビームラインとBL11-3ウィグラービームラインを例にとり,いままでに用いられてきた放射光ビーム遮蔽設計コードPHOTON,STAC8とモンテカルロシミュレーション計算コードEGS4,FLUKAとの比較を行い,コードの特徴などを調査した.


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