2003年度

ぶんせき


320221
k0法による中性子放射化分析
米澤仲四郎 ; 松江秀明
ぶんせき 2004(2), p.75-82(2004) ; (JAERI-J 20744)

 比較標準試料を用いることなく,1または数個の中性子束モニターによって多元素を定量するk0法が中性子放射化分析の定量法として注目されている.k0法は中性子束モニターと元素の放射化に関与する核データを複合したk0係数を使用して多元素を定量する方法で,中性子照射場とγ線検出器を校正することにより4%の正確さで定量することができる.本稿では,k0法の原理,分析方法,そして現状を紹介する.


311064
環境試料中の個々の粒子に含まれる核物質の同位体比分析
江坂文孝
ぶんせき 2003(11), p.688-691(2003) ; (JAERI-J 20515)

 保障措置環境試料中に含まれる個々の核物質粒子の同位体比分析のために,二次イオン質量分析法を適用し,検討した.また,試料からの粒子の回収方法について検討するとともに,あらかじめ試料中の核物質の量を高感度に調べるために全反射蛍光X線分析法を適用した.その結果,粒径1um程度の粒子の同位体比を効率的に分析する方法を確立した.


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