2003年度

Separation Science and Technology


310673
Applicability of a model predicting iodine-129 profile in a silver nitrate silica-gel column for dissolver off-gas treatment of fuel reprocessing
峯尾英章 ; 後藤実 ; 飯塚勝* ; 藤崎進 ; 萩谷弘通* ; 内山軍蔵
Separation Science and Technology 38(9), p.1981-2001(2003) ; (JAERI-J 20187)

 銀シリカゲル(以下Ag-Sと略)カラム内のヨウ素-129分布を予測する数学モデルの適用性を44,000MWdt-1までの燃焼度の使用済燃料の溶解時に発生する実際のオフガスを用い検討した.モデルによって予測されたヨウ素-129の分布は実験で得られた分布とよく一致した.このモデルは使用済燃料溶解時のオフガス処理のため423Kで運転されるAg-Sカラムにおけるヨウ素分布予測に有効であることが示唆された.また,この予測で用いた有効拡散係数やラングミュア係数の値は,オフガス中のNO2濃度が1%程度まで使用可能であると考えられた.


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