2004年度

Diamond and Related Materials


330016
Tensile and fatigue strength of free-standing CVD diamond
Davies, A. R.* ; Field, J. E.* ; 高橋幸司 ; 羽田一彦
Diamond and Related Materials 14(1), p.6-10(2005) ; (JAERI-J 21445)

 化学気相成長(CVD)法で合成する人工ダイヤモンドは,近年,特に電子デバイス分野への応用が期待されている.核融合分野では高周波加熱装置の真空窓材として使用する.その真空窓は,真空容器と同じ境界をなすことから,安全性及び構造健全性を示す必要がある.そのためのデータを得るべく3点曲げによる強度試験及び疲労試験を行った.その結果,基盤側及び成長側の強度は,それぞれ690±90MPa及び280±30MPaであることが判明した.また,疲労強度は,破壊強度の89%で107回の繰り返し荷重を加えても破壊することは無く,健全性を示した.


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