研究開発報告書類


JAERI-Conf
2000年


280237
Proceedings of the 8th Japan-China Bilateral Symposium on Radiation Chemistry; October 25-29, 1999, Kyodai Kaikan, Kyoto, Japan
山岡仁史*・長谷博友*・幕内恵三
JAERI-Conf 2000-001; Mar.2000,331p.

 本論文集は平成11年10月25日〜29日に京都大学京大会館において開催された第8回日中放射線化学シンポジウムの発表論文を編集したものである.シンポジウムでは合計69件の発表があった.このうち41件が口頭発表で,28件がポスターセッションでの発表であった.本論文集では発表論文を研究内容により5つの分野に分類した.すなわち,A: 放射線化学−基礎(21論文),B: 放射線化学−高分子(10論文),C: 放射線化学−生物システム(8論文),D: 放射線加工(19論文),E: 高度放射線化学−イオンビームとポジトロン(11論文)である.日中放射線化学シンポジウムの経緯と歴史,本シンポジウムの成果と総括,今後の展望は閉会の部にまとめられている.


280178
重元素核科学ワークショップ; 超アクチノイド・超重元素科学の展望; 1999年7月21日-22日,日本原子力研究所,東海村
永目諭一郎・羽場宏光*・池添博
JAERI-Conf 2000-002; Mar.2000,103p.

 重元素核科学ワークショップ;超アクチノイド・超重元素科学の展望が,先端基礎研究センター第163回基礎科学セミナーとして超アクチノイド元素核化学研究グループの主催で,1999年7月21-22日,日本原子力研究所東海研究所で行われた.本ワークショップでは,重元素核科学の最近の状況を把握するとともに,今後原研のタンデム加速器施設を,あるいは我が国のほかの加速器施設を用いた今後の重元素核科学の展望について,理論と実験の両面から活発な討論が行われた.本稿は,このワークショップで発表された講演の報告集である.


280238
Proceedings of the Takasaki Workshop on Bilateral Cooperations; Radiation Processing of natural Polymers; November 1 and 2, 1999, JAERI, Takasaki, Japan
高機能材料第1研究室
JAERI-Conf 2000-003; Mar.2000,174p.

 高崎研では,東南アジア諸国のそれぞれと2国間研究協力を行っており,放射線を利用した澱粉の橋かけ,天然ゴムラテックスの橋かけ,絹タンパク質の分解,海産多糖類の分解などの研究を進めている.これらの協力研究は,東南アジア特産の天然高分子を材料として,放射線加工技術により付加価値を高め,応用分野の拡大を図ることを目的としている.したがって,個々の材料は異なるが,放射線の作用には共通点があり,情報交換をとおして効率的に研究を進めることができ,資源のリサイクル及び環境汚染防止という強い社会的要請に応える技術の確立に役立つ.そこで,2国間研究協力の相手国5か国から研究者を招いて「天然高分子の放射線加工処理」に関するワークショップを開催し,これまでの成果の発表及び今後の展開に関する討議を行った.本ワークショップには国内外の研究者61名(外国人16名,国内29名,原研16名)が参加し,2国間研究協力の相手国5か国から11件,原研から6件,外部からの招待講演2件の講演を行った.本論文集は,ワークショップで発表された論文等を編集したものである.


280239
Proceedings of the 6th IAEA Technical Committee Meeting on Energetic Particles in Magnetic Confinement Systems; October 12-14, 1999, JAERI, Naka, Japan
炉心プラズマ研究部
JAERI-Conf 2000-004; Mar.2000,140p.

 本報文集は,1999年10月12-14日に日本原子力研究所那珂研究所において開催された標記第6回会合の報文を収録した.この会合は,これまで「核融合研究におけるα粒子」というタイトルで,キエフ(1989),アスペナス(1991),トリエステ(1993),プリンストン(1995),及びアビンドン(1997)で開催された会合に引き続くものである.今回の会合では,α粒子物理,高速イオンの輸送現象,高速イオンによる核融合プラズマへの効果,高速イオンの集団現象などの高速イオン研究に加えて,新たにディスラプション時の逃走電子,及び高速粒子に関するプラズマ診断法を対象テーマとした.出席者は60人を上回り,27件の口頭発表(うち招待講演8件)と19件のポスター発表があった.この報文集は,これらの研究発表のうち37件の論文を収録した.


280240
Proceedings of 1999 Symposium on Nuclear Data; November 18-19, 1999, JAERI, Tokai, Japan
山野直樹*・深堀智生
JAERI-Conf 2000-005; Mar.2000,394p.

 1999年核データ研究会が,1999年11月18日と19日の両日,日本原子力研究所東海研究所において開催された.この研究会は,日本原子力研究所のシグマ研究委員会と核データセンターが主催して開いたものである.口頭発表では,基調講演,長寿命放射性核種及び中高エネルギー核データ測定,JENDLの進捗,国際セッション,そのほかのトピックスについての18件の報告があった.ポスター発表では,46件の発表があり,それらは,核データの測定,評価や評価済核データのベンチマークテスト,オンラインデータベース等に関するものであった.本報文集は,それらの論文をまとめたものである.


280241
Proceedings of the 1st Symposium on Advanced Photon Research; November 8-9, 1999, Keihanna Plaza/Advanced Photon Research Center, Kyoto, Japan
関西研究所
JAERI-Conf 2000-006; Mar.2000,339p.

 第1回光量子科学研究シンポジウムが,1999年1月8日,9日の両日,京都府内のけいはんなプラザ及び日本原子力研究所関西研究所光量子科学研究センターで開催された.本論文集は,特別講演1件を含む口頭発表14件及びポスター発表68件のうち,論文として投稿された76件を収録している.


280290
Proceedings of the 5th Australia-Japan Workshop on Plasma Diagnostics; December 15-17, 1999, Naka, Japan
炉心プラズマ研究部
JAERI-Conf 2000-007; Mar.2000,161p.

 プラズマ診断に関する日豪ワークショップは,日豪科学技術協力協定のもとで,両国におけるプラズマ診断,及び実験に関する最新の研究結果について情報交換を行い両国の研究開発を促進するとともに,相互の理解と交流を深めることを目的として1989年に原研で第1回が開催され,その後,日豪交互にほぼ2年毎に開催されている.第5回プラズマ診断に関する日豪ワークショップは1999年12月15日から17日の3日間,日本原子力研究所那珂研究所で開催され,計37名の参加者があった.このワークショップでは,JT-60U(原研),LHD(核融合科学研究所),H-1NF(オーストラリア国立大学)における研究の現状,並びに最新のプラズマ診断技術の進展と研究成果等にかかわる,計28件の発表があり,活発な議論が行われた.本報告書は,このワークショップでの発表論文をまとめたものである.


280430
原研・大学プロジェクト共同研究シンポジウム報告書; 放射線高度利用研究の成果と今後の展望,1999年1月27日,国立教育会館,東京
原研・大学プロジェクト共同研究放射線高度利用研究プロジェクト専門部会・大学・原研プロジェクト共同研究放射線高度利用研究専門委員会
JAERI-Conf 2000-008; Jun.2000,113p.

 本報告は,平成11年1月27日,東京において開催された「原研・大学プロジェクト共同研究シンポジウム; 放射線高度利用研究の成果と今後の展望」をまとめたものである.これまでも研究成果を発表する機会を設けてきたが,今回のシンポジウムではさらに放射線高度利用研究プロジェクトの将来を議論するという試みを初めて行った.研究発表では,(1)オンライン同位体分離器を用いた核分光・核物性,(2)加速器放射線に関する研究(線源評価及び遮蔽),(3)イオンビーム利用による材料開発法の研究,(4)高分子材料のイオン照射ミクロ構造に関する研究,(5)核融合炉材料に対する核変換生成物の影響に関する研究,(6)ポジトロン放出核種を用いた植物の生体機能解明,の各研究テーマで最近得られた成果が発表された.新しい研究テーマとして,“大気マイクロPIXE分析システムの開発とその応用”が提案され,8人のパネリストによって,本プロジェクトのこれまでの歩みと将来が議論された.


280431
原研・大学プロジェクト共同研究「21世紀のアクチノイド研究,化学と工学の融合」研究会報告書,1999年8月20-21日,日本原子力研究所東海研究所
原研・大学プロジェクト共同研究バックエンド化学研究プロジェクト専門部会・大学・原研プロジェクト共同研究バックエンド化学プロジェクト専門委員会
JAERI-Conf 2000-009; Jun.2000,205p.

 核燃料サイクルバックエンド分野における将来のアクチノイド研究の課題と展望についての議論を目的に,1999年8月20−21日に「21世紀のアクチノイド研究,化学と工学の融合」研究会が原研東海研究所において開催された.本研究会では,次世紀のバックエンド化学共同研究の進め方を中心に議論が展開された.本報告書は,研究会において発表された研究成果の概要を取りまとめたものである.


280357
第3回低減速スペクトル炉に関する研究会報告書; 2000年3月3日,東海研究所,東海村
石川信行・中塚亨・岩村公道
JAERI-Conf 2000-010; Jun.2000,267p.

 原研が将来型水冷却炉として研究を進めている低減速スペクトル炉について,所内外の研究者との情報交換を行うことを目的として,「第3回低減速スペクトル炉に関する研究会」を平成12年3月3日に開催した.本報告書は,その研究会における発表・討論の内容を取りまとめたものである.発表内容は以下のとおりである.(1)低減速スペクトル炉を巡る最近の情勢.(2)プルサーマル計画について.(3)実用化戦略調査研究について.(4)低減速スペクトル炉の設計研究の進展.(5)発電炉・燃料サイクルの長期シナリオと低減速スペクトル炉の導入効果.(6)熱流動実験・解析研究.(7)炉物理実験計画.最後に,低減速スペクトル炉の研究開発に関しての総合討論を行った.


280625
第2回「極限条件におけるハドロン科学」研究会報告集; 2000年1月24日〜1月26日,東海研究所,東海村
千葉敏
JAERI-Conf 2000-011; Aug.2000,148p.

 第2回「極限条件におけるハドロン科学」研究会は,先端基礎研究センター第179回基礎科学セミナーとして極限ハドロン科学研究グループの主催で,2000年1月24日〜26日にかけて,東海研究所先端基礎研究交流棟において行われた.核子,ハドロン及びクォークから成る多体系の極限条件におけるさまざまな様相を理解するうえで重要な核物質,高エネルギー核反応,中性子星,量子色力学及び超新星爆発・元素合成等のトピックスについての27件の発表が行われた.参加総数は約50名で,盛況のうちに全日程を終えた.本レポートはその報告集である.


280499
第4回NUCEFセミナー講演報文集; 2000年2月18日,東海研究所,東海村
第4回NUCEFセミナーワーキンググループ
JAERI-Conf 2000-012; Jul.2000,52p.

 第4回NUCEFセミナーは,2000年2月18日原研東海研究所において開催された.本セミナーの目的はNUCEFに関連する核燃料サイクルバックエンド諸分野の研究者が討論,情報公開を行い,研究の効果的な推進,国内研究協力の推進に寄与する場を提供することである.本セミナーでは,研究分野を臨界安全,再処理及び群分離,廃棄物処理処分のテーマで行い,今回は特にJCO臨界事故の重大性を考慮し,臨界安全に関しては,JCO臨界事故の評価をテーマに線量評価を含めたテーマに行った.本セミナーの研究発表件数及び参加者は合計14件(うち1件は特別講演)及び148名(うち原研所外より60名)であった.本報文集はこれらの発表及び討論について,その概要をまとめたものである.


290034
BNCT照射技術研究会報文集
研究炉部
JAERI-Conf 2000-013; Oct.2000,69p.

 本研究会は,東海研究所の研究用原子炉JRR-4に設置された医療照射用の中性子ビーム設備を広く国内の研究者に紹介するとともに,現在BNCTに関し,第一線で研究している若手研究員をむかえ,研究発表と情報交換の場を提供することを目的に,平成12年3月13日に開催された.原研はJRR-4中性子ビーム設備の特性と照射技術開発を中心に発表し,外部の研究者は加速器,スペクトルシフタ等の先進技術,生物効果,薬剤開発など多岐にわたるBNCTに関連した研究発表があり,たいへん有益な会議となった.


290035
The 1999 activities and the 1st seminar on human resources development in the nuclear field as part of Asian regional cooperation (Contract research)
国際原子力総合技術センター
JAERI-Conf 2000-014; Dec.2000,202p.

 アジア地域原子力協力における人材養成プロジェクトの活動は,原子力委員会によって組織された「アジア地域原子力協力フォーラム」の枠組みの中で実施することになった.本プロジェクトの目的は,アジア諸国における人材養成を推進させることによって,原子力開発利用技術の基盤を整備することにある.本プロジェクト活動として,第1回アジア地域原子力人材養成セミナーが1999年11月25・26日の2日間(東京)で開催された.本セミナーの成果等は本フォーラムの枠組みの中にあるコーディネーター会合(第1回,2000年3月,東京)で報告した.本会議録は,第1回原子力人材養成セミナーにおける各国の発表レポート及び第1回コーディネーター会合における人材養成プロジェクトの活動報告等を収録したものである.


290036
Proceedings of the Workshop on Severe Accident Research, Japan (SARF-99); November 8-10, 1999, Tokyo, Japan
橋本和一郎
JAERI-Conf 2000-015; Nov.2000,363p.

 1999年11月8日から10日にかけて,ホテル・ラングウッドにおいて,シビアアクシデント研究ワークショップ(SARJ-99)が開催された.このワークショップには,12か国より156名の参加者があった.ワークショップでは,各国における研究の現状,溶融炉心/冷却材相互作用,事故解析及びモデリング,圧力容器内現象,アクシデントマネジメント,FP挙動,研究炉,格納容器内現象,構造健全性など,シビアアクシデントに関する実験及び解析を含む幅広い領域を対象として,合計46件の発表があった.パネルディスカッションでは,「シビアアクシデント研究成果の規制への反映: 現状と将来の展望」をテーマに,パネリスト及び会場の専門家により活発な討論が行われ,さまざまな意見や見解が交換された.


290488
Proceeding of the workshop on the results of the cooperative research between JAERI and CHESCIR concerning the study on assessment and analysis of environmental radiological consequences and verification of an assessment system; November 16-17, 1999, Tokyo
天野光 ; 斎藤公明
JAERI-Conf 2000-016; Mar.2001,205p.

 日本原子力研究所とチェルノブイル国際研究科学技術センターは「環境放射線影響に関する評価・解析及び評価システムの検証に関する研究」を主題として,1992年よりテーマ1「原子力事故後の環境における外部被ばくの測定及び評価に関する研究」,及びテーマ2「原子力事故後の環境影響評価手法における評価モデルの検証に関する研究」について,1995年よりテーマ3「原子力事故後の地表面環境における放射性核種移行挙動に関する研究」を加えての研究協力協定を締結して,研究を行ってきた.この度,1999年12月に研究協力が終了するのに伴い,ワークショップを開催し,これまでの研究を総括し,今後必要な研究について議論を行った.なお,本ワークショップにはウクライナ緊急時省のハローシャ副大臣が出席し,「チェルノブイル30km圏について」と題して特別講演を行った.本レポートはこのワークショップのプロシーディングである.


290037
Proceedings of the 1999 Workshop on the Utilization of Resaerch Reactors; November 25 - December 2, JAERI Tokai/Mito Plaza Hotel, Japan (Contract research)
研究炉部
JAERI-Conf 2000-017; Oct.2000,358p.

 研究炉利用ワークショップは,1999年3月に東京で開催された第10回アジア地域原子力協力国際会議での合意に基づいて,科学技術庁からの受託調査として11月25日から12月2日まで,日本原子力研究所東海研究所及び水戸プラザホテルで開催されたものである.11月25日から3日間,中性子小角散乱実験に関するサブワークショップを開催し,引き続き11月29日からの4日間,中性子散乱,ラジオアイソトープ製造及び研究炉の運転・保守分野の3テーマに関するワークショップを開催した.ワークショップには,オーストラリア,中国,インドネシア,韓国,マレーシア,フィリピン,タイ,ベトナム及び日本の9ヵ国から,約70名が参加した.


290191
第一回「モンテカルロシミュレーション」研究会報文集; 1998年9月10-11日,三菱総合研究所,東京
原子力コード研究委員会原子力コード評価専門部会
JAERI-Conf 2000-018; Jan.2001,342p.

 第一回「モンテカルロシミュレーション」研究会が,1998年9月10日と11日の両日,東京大手町の三菱総合研究所において開催された.この研究会は,日本原子力研究所の原子力コード委員会が主催して調べたものである.口頭で,コード開発,並列計算,炉物理,燃焼,臨界,遮蔽,被曝,核融合炉,核融合プラズマ,放射能消滅処理,電磁カスケード,核燃料サイクル施設の21件の報告があった.本報文集は,これらの論文をまとめたものである.


290192
第13回「タンデム加速器及びその周辺技術の研究会」報告集
海洋調査研究室
JAERI-Conf 2000-019; Feb.2001,127p.

 第13回「タンデム加速器及びその周辺技術の研究会」は,平成12年6月8〜9日の2日間に渡り,原研むつ事業所海洋調査室の主催によりむつ市において開催された.タンデム加速器または静電加速器を有する大学,研究所等の27機関から約60名が参加した.研究会は,タンデム加速器または静電加速器施設を対象に,現場サイドからの研究発表や話題提供を通じて,参加者相互の情報交換を図り,関連研究の発展に資することであり,AMS施設の現状,タンデム加速器・静電加速器施設の現状と研究概要,AMS応用研究,加速器にかかわる測定制御技術・応用研究について31件の講演と質疑応答が行われた.本稿は,本研究会で発表された講演の報告集である.


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