研究開発報告書類


JAERI-Conf
2001年


290365
プラズマ・壁相互作用(PSI)及びプラズマ対向機器(PFC)合同研究会講演要旨集; 2000年12月1日,那珂研究所,那珂町
NBI加熱研究室
JAERI-Conf 2001-001; Mar.2001,122p.

 平成12年度のプラズマ・壁相互作用(PSI)及びプラズマ対向機器に関する合同研究会が,2000年12月1日に那珂研究所において開催された.この研究会は,プラズマ対向機器の開発研究に従事している研究者とプラズマ・壁相互作用の研究者が一同に会して相互の情報交換と研究課題の整理を行うもので,今回は,ITER,JT-60,LHDなどの大型核融合装置におけるプラズマ・壁相互作用研究や機器開発研究,及び核融合炉材料中における水素同位体挙動などに関する最新の研究成果を中心に合計11件の講演が行われた.本報告書は,講演要旨及び講演に使用されたOHPをまとめたものである.


290489
The 15th Meeting of the International Collaboration on Advanced Neutron Sources (ICANS-15); Advanced neutron sources towards the next century, November 6-9, 2000, Epocal Tsukuba, International Congress Center, Tsukuba, Japan
鈴木淳市 ; 伊藤晋一*
JAERI-Conf 2001-002 Part1
JAERI-Conf 2001-002 Part2
; Mar.2001,1414p.

 第15回「先端的中性子源に関する国際協力」会議(ICANS-15)が2000年11月6日〜9日にエポカルつくば,つくば国際会議場において開催された.この会議は日本原子力研究所と高エネルギー加速器研究機構により共催されたものである.会議では,21世紀へ向けた中性子源というテーマで,ターゲット,モデレーター,中性子散乱装置,加速器に関する多くの講演が行われた.本報文集はそれら160件の論文をまとめたものである.


290490
Proceedings of the 8th Workshop on Plant Mutation Breeding; Effective use of physical/chemical mutagens, October 9-13, 2000, Hanoi, Vietnam
久米民和 ; 渡辺和夫* ; 田野茂光*
JAERI-Conf 2001-003; Mar.2001,209p.

 「RI・放射線による植物の品種改良ワークショップ」(物理的/化学的変異原の効率的利用法)が,2000年10月9日〜13日にベトナム国・ハノイ市において開催された.本ワークショップには,FNCA参加8か国,中国,韓国,マレーシア,フィリピン,タイ,インドネシア,ベトナム,日本からプロジェクト・リーダーと突然変異育種専門家の各国2名(韓国のみ1名)が参加した.その他,日本,ベトナムから各7名が参加した.本ワークショップの参加者は,招待参加者,オブザーバーを含めると約60名に達し,「参加国における突然変異育種の現状」に関して8件の招待講演を含め計16件が報告された.今回は,特に植物突然変異における物理的/化学的変異原の効率的利用法に焦点を絞り,参加各国で実施された研究の現状を報告するとともに,突然変異育種のデータベース構築等今後の研究計画について討議され,植物突然変異研究に関する情報交換及び今後の研究協力の進め方について討議した.本論文集はそれを収録したものである.


290491
第182回基礎科学セミナー中性子構造生物学ワークショップ「溶液散乱によって開かれる蛋白質構造研究の新しい地平」報文集; 2000年2月9日〜10日,東海村
藤原悟
JAERI-Conf 2001-004; Mar.2001,228p.

 平成12年2月9日〜10日に,原研・東海研究所で「溶液散乱によって開かれる蛋白質構造研究の新しい地平」と題された中性子構造生物学ワークショップが開催された.大学,研究所及び民間企業から約36名の出席があり,24の講演がなされた.この報文集は,講演の要旨並びに講演会が講演に用いた図表等の関連資料をまとめたものである.


290492
Proceedings of the Takasaki Symposium on Radiation Processing of Natural Polymers; November 23 and 24, 2000, JAERI, Takasaki, Japan
高機能材料第1研究室
JAERI-Conf 2001-005; Mar.2001,273p.

 本シンポジウムは,昨年の2国間研究協力相手国5か国のみを対象とした天然高分子の放射線加工ワークショップに引き続き,範囲をその他のアジア地域関連国まで拡大して開催したものである.会議では,放射線分解した多糖類の植物成長促進効果や抗菌作用,創傷被覆剤としてのハイドロゲル,タンパクアレルギーを起こさないゴム手袋の製造などに関する成果が報告され,それぞれの天然高分子の放射線処理による新機能発現に関して,国内外参加者から強い興味が示されるとともに活発な意見交換が行われた.また,今回のシンポジウムでは,アジア各国の要職にある研究者も招へいしたため,天然高分子の放射線処理による新機能発現に関する成果報告のみならず,アジア各国の放射線処理に関する研究の現状や国際協力のあり方などについての意見交換を行うことができた.本ワークショップには国内外の研究者80名(外国人20名,国内28名,原研32名)が参加し,アジア諸国8か国から17件,原研から10件,外部機関からの招待講演2件の講演を行った.本論文集,シンポジウムで発表された論文等を収録したものである.


290634
Proceedings of 2000 Symposium on Nuclear Data; November 16-17, 2000, JAERI, Tokai, Japan
山野直樹* ; 深堀智生
JAERI-Conf 2001-006; Mar.2001,346p.

 2000年核データ研究会が,2000年11月16日と17日の両日,日本原子力研究所東海研究所において開催された.この研究会は,日本原子力研究所のシグマ研究委員会と核データセンターが主催して開いたものである.口頭発表では,最近の実験に関するトピックス,JENDL-3.3及びJENDL High Energy Fileの現状,JENDL-3.2の積分テスト,国際セッション,その他のトピックスについての18件の報告があった.ポスター発表では,40件の発表があり,それらは,核データの測定,評価や評価済核データのベンチマークテスト,オンラインデータベースなどに関するものであった.本報文集は,それらの論文をまとめたものである.


290530
IEA低放射化フェライト鋼ワークショップ報告書; 2000年11月2日〜3日,東京
核融合工学部 ; 物質科学研究部
JAERI-Conf 2001-007; Mar.2001,526p.

 本報告書は平成12年11月2−3日に東京で開催された低放射化フェライト鋼IEAワークショップに関するものであり,会議で使用されたOHP及び要旨をまとめたものである.本ワークショップの目的は,低放射化フェライト鋼におけるIEA協力研究の進捗状況のレビューと今後の協力研究計画を協議することであり,EU,ロシア,アメリカ,日本から計50名余りの関係者が参加した.会議では,原研が開発した低放射化フェライト鋼(F82H)等の中性子照射データの報告,EUが新たに開発したEUROFER97の材料特性等が報告された.また,より高温強度に優れた低放射化酸化物分散強化(ODS)フェライト鋼の開発については,フェライト/マルテンサイト鋼の使用条件を十分考慮して性能を決定すべきであるとの認識で一致した.


290950
原子力安全性研究セミナー及び原子炉安全性研究ワークショップ講演集; 2000年11月20-22日,東京
安全性試験研究センター
JAERI-Conf 2001-008; Jul.2001,392p.

 原子力安全性研究セミナーでは,次期安全研究年次計画の概要,ならびに原子力施設,環境放射能及び放射性廃棄物の各安全性研究分野における原研の研究の進捗と展望が報告された.また原子炉安全性研究ワークショップでは原子炉の高度利用にかかわる安全性研究等の概要が報告された.本報告書は,上記セミナー及びワークショップにおける技術報告の要旨及び使用されたOHPをとりまとめ,講演集としたものである.


290951
Proceedings of the Specialists' Meeting on Reactor Group Constants; February 22-23, 2001, JAERI, Tokai, Japan
片倉純一
JAERI-Conf 2001-009; Aug.2001,77p.

 本報文集は,平成13年2月22日〜23日に日本原子力研究所東海研究所において開催された炉定数整備専門家会議での報文を収録したものである.核データ評価としてJENDL-3.3の評価が行われており,まもなく公開される予定である.JENDLのさまざまな利用分野における炉定数の現状,問題点に関して,講演・議論が行われた.


290952
Proceedings of the 24th NSRR Technical Review Meeting; Tokyo, November 13-14, 2000
燃料安全研究室
JAERI-Conf 2001-010; Sep.2001,303p.

 2000年11月13及び14日の両日,東京・虎ノ門パストラルにおいて,第24回NSRRテクニカルレビュー会議を開催した.本会議の目的は,原研におけるNSRR計画及び軽水炉燃料の安全性研究で得た最近の進捗を報告し議論を行うことである.会議では,通常運転時,反応度事故(RIA)時及び冷却材喪失事故(LOCA)時の燃料挙動,シビアアクシデント時のFP放出挙動に関連し,海外機関からの5件を含む21件の研究成果が報告され議論された.会議は,今後の研究展開を図るうえで,また研究協力を推進する上で非常に有用であった.本報告集は,発表された研究成果をまとめたものである.


291089
Proceedings of the 2nd Symposium on Advanced Photon Research; November 9-10, 2000, Advanced Photon Research Center, Kyoto, Japan
関西研究所
JAERI-Conf 2001-011; Oct.2001,334p.

 第2回光量子科学研究シンポジウムが,2000年11月9日,10日の両日,日本原子力研究所関西研究所光量子科学研究センターにおいて開催された.本論文集は,同シンポジウムにおいて行われた特別講演3件を含む口頭発表22件及びポスター発表73件のうち,論文として投稿された83件を収録している.


290953
Proceedings of the 3rd Symposium on Science of Hadrons under Extreme Conditions; January 29-31, 2001, JAERI, Tokai, Japan
千葉敏
JAERI-Conf 2001-012; Sep.2001,116p.

 第3回「極限条件におけるハドロン科学」研究会は,先端基礎研究センター第203回基礎科学セミナーとして極限ハドロン科学研究グループの主催で,2001年1月29日〜31日にかけて,東海研究所先端基礎研究交流棟にて行われた.核子,ハドロン及びクォークから成る多体系の極限条件におけるさまざまな様相を理解するうえで重要な核子物質,高エネルギー核反応,中性子星,量子色力学及び超新星爆発・元素合成,有限核子系等のトピックスについての22件の発表が行われた.特別セッションとして,原研及び高エネルギー加速器研究機構で進められている統合計画の概要についての講演が設けられた.参加総数は約40名で,盛況のうちに全日程を終えた.本レポートはその報告集である.


291090
第4回低減速スペクトル炉に関する研究会報告書; 2001年3月2日,東海研究所,東海村
中塚亨 ; 石川信行 ; 岩村公道
JAERI-Conf 2001-013; Sep.2001,263p.

 原研が革新的原子炉として研究を進めている低減速スペクトル炉について,最新の研究成果を報告するとともに,所内関連部門の研究者,及び大学,研究機関,電力会社,原子力メーカー等の所外研究者との情報交換を行い,研究の効率的推進に資することを目的として,「第4回低減速スペクトル炉に関する研究会」を平成13年3月2日に開催した.本報告書は,その研究会における発表及び討論の内容を取り纏めたものである.発表は以下の8件である.「低減速スペクトル炉研究の現状」「低減速スペクトル炉のコスト評価」「軽水炉MOX燃料再処理技術の現状」「MOX燃料軽水炉のミクロ炉物理学」「超臨界圧軽水冷却高速炉」「FBR実用化戦略調査研究フェーズ1について」「自立安全性を有する小型一体型PWRについて」「低減速スペクトル炉によるプルトニウム利用」.


300022
物質科学シンポジウム「タンデム領域の重イオン科学」研究会; 2001年1月9日〜1月10日,日本原子力研究所東海研究所
岩本昭 ; 吉田忠 ; 竹内末広
JAERI-Conf 2001-014; Nov.2001,174p.

 世界有数の静電型加速器として活躍を続ける原研タンデム加速器は,原研のみならず多くの大学等との協力・共同研究により使用され,多くの成果を出している.一昨年の研究会に続き開催し,分野の違った研究者により研究発表を行うとともに,ポスターによる発表を行い,新たな研究活動の萌芽を目指したものである.研究会は7つのセッションに分け発表を行うとともに,ポスターにより詳細な論議を展開できた.


300152
第5回NUCEFセミナー講演報文集; 2001年2月27日, 東海研究所, 東海村
第5回NUCEFセミナーワーキンググループ
JAERI-Conf 2001-015; Dec.2001,92p.

 第5回NUCEFセミナーは,2001年2月27日原研東海研究所において開催された.NUCEFセミナーの目的はNUCEFに関する核燃料バックエンド分野の研究者が討論,情報交換を行い,研究の効果的な推進,国内協力研究の促進に寄与することである.本セミナーでは,研究分野をTRU基礎科学/廃棄物処理処分,臨界安全性及び核種分離/再処理に分類して口頭発表及びポスター発表を行った.本セミナーの研究発表件数及び参加者は36件(うち1件は基調講演),190名であった.本報文集はこれらの発表について,その概要をまとめたものである.


300153
「溶融塩技術と計算シミュレーション」ワークショップ報告書
林博和 ; 湊和生
JAERI-Conf 2001-016; Dec.2001,181p.

 溶融塩技術を利用した物質の分離や合成は,新たな物質科学の分野を展開していくものとして,近年,調査・研究が精力的に行われてきている.原研物質科学研究部アクチノイド科学研究グループは,日本原子力学会再処理・リサイクル部会と共催で,2001年7月18日に原研東海研において,本ワークショップを開催した.本ワークショップでは,溶融塩の構造や物性から乾式再処理技術と計算シミュレーションに至る,溶融塩技術の基礎から応用までの広範囲にわたる11件の講演が行われるとともに,活発な討議が行われた.


300300
Proceedings of the 2000 Workshop on the Utilization of Research Reactors; November 20-24 Taejon, Korea (Contract research)
研究炉部
JAERI-Conf 2001-017; Nov.2001,397p.

 研究炉利用ワークショップは,2000年3月に東京で開催された第1回FNCAコーディネーター会合での合意に基づいて,文部科学省からの受託として11月20日から24日まで,韓国のテジョン市で開催されたものである.11月20日から5日間,テジョン市において中性子散乱,中性子放射化分析及び研究炉利用技術(BNCT)の3テーマに関するワークショップを開催した.ワークショップには,オーストラリア,中国,インドネシア,韓国,マレーシア,タイ,ベトナム,及び日本の8ヵ国から約60名が参加した.本論文集は13編の中性子散乱分野の報告,12編の中性子放射化分析分野の報告,12編の研究炉利用技術(BNCT)分野の報告,及び2編のサマリー報告を収録したものである.


300301
中性子照射利用セミナー; 2000年3月9日,東海
大洗研究所材料試験炉部 ; 東海研究所研究炉部 ; 東海研究所ホット試験室
JAERI-Conf 2001-018; Jan.2002,109p.

 原研では,所有する研究施設を所内のみでなく所外の研究者にも利用できるよう開放している.種々の利用分野のうち,JMTR,JRR-3,JRR-4の炉内中性子を利用した照射試験や中性子放射化分析,及びホットラボ等での照射後試験については,平成11年度より設置された原研施設利用協議会の下の「炉内中性子照射専門部会」において,利用方法,利用技術,施設整備等の検討を行うこととなった.そこで,本専門部会の活動の一環として,2000年3月9日に日本原子力研究所・東海研究所(先端交流棟大会議室)において「中性子照射利用セミナー」を開催した.発表は各研究分野からのトピックスとして,軽水炉材料,核融合材料,高温材料等の最近の炉内照射試験,及び放射化分析,照射後試験についての最近の研究が紹介された.本セミナーでは研究者相互の情報交換と同時に,施設利用技術に関しても利用者の多くの意見が聞かれたことは原研での技術開発に対するフィードバックの点で極めて有意義であった.本報告書は,セミナーにおける各発表概要と使用されたOHPスライドのコピーを収録したものである.


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