研究開発報告書類


JAERI-Conf
2002年


300488
Proceedings of the 2001 FNCA Workshop on Plant Mutation Breeding 2001; Molecular biological techniques, August 20-24, 2001, Bangkok, Thailand
久米民和 ; 渡辺和夫* ; 田野茂光*
JAERI-Conf 2002-001; Feb.2002,171p.

 アジア原子力協力フォーラム(FNCA)の「植物の突然変異育種ワークショップ2001」(分子生物学的手法)がタイ国バンコク市において開催された.本ワークショップではFNCA参加8か国(中国,韓国,マレーシア,フィリピン,ベトナム,インドネシア,タイ,日本)から突然変異育種の専門家が参加し,各国の現状に関する発表,討論が行われた.また,フェイズIIのまとめ,今後のワークショップのあり方について意見交換を行った.本ワークショップには招待参加者も含め24名が参加し,各国における突然変異育種の現状に関して3件の招待講演を含め11件が報告された.本論文集はそれらを収録したものである.


300637
環境試料の極微量分析に関する研究会講演報文集; 2001年11月28日, 東海研究所, 東海村
高井木の実 ; 桜井聡 ; 臼田重和 ; 渡部和男
JAERI-Conf 2002-002; Mar.2002,98p.

 日本原子力研究所環境科学研究部では,2001年11月28日東海研究所高度環境分析研究棟(CLEAR)において,環境試料の極微量分析に関する研究会を開催した.極微量分析の開発から環境試料の分析,保障措置への応用まで広範囲にわたる8件の講演が行われるとともに,活発な討議が行われた.本報文集はこれらの講演をまとめたものである.


300638
Proceedings of the Takasaki Symposium on Radiation Application of Natural Polymers in Asia; October 1 and 2, 2001, 2001, JAERI, Takasaki, Japan
高機能材料第1研究室
JAERI-Conf 2002-003; Mar.2002,225p.

 本シンポジウムは,アジア諸国との研究協力のもとに進めている天然高分子の放射線加工処理に関する第3回目の会合として,昨年に引き続き開催された.会議では,澱粉,絹タンパク質,海産多糖類の放射線加工などについて,研究成果を中心に報告及び討議が行われた.澱粉及びセルロースに関しては,放射線分解型の多糖類が水溶化してペースト状で照射することにより橋かけし,創傷被覆材や生分解性プラスチックとして幅広い利用の可能性があることが示された.絹タンパク質に関しては,放射線分解した絹繊維の微粉化,水溶化,抗菌性などの成果が報告された.海産多糖類に関しては,キトサンやアルギン酸の放射線分解物は,植物の生長に極めて有効であること,抗菌性が増すことが報告された.また,放射線利用の経済規模に関して,医学,農業,工業の各分野における日米比較の結果が報告された.本シンポジウムの成果は,日本及び東南アジア諸国の放射線利用分野の発展に寄与できるものと期待される.本シンポジウムには,外国人16名,国内の大学・国公立機関及び民間企業から23名,原研24名の計63名が参加した.本論文集は,シンポジウムで発表された論文等を収録したものである.


300718
Proceedings of the International Symposium NUCEF 2001; Scientific Bases for Criticality Safety, Separation Process and Waste Disposal
NUCEF2001ワーキンググループ
JAERI-Conf 2002-004; Mar.2002,714p.

 本報文集は,2001年10月31日-11月2日に開催された第3回NUCEF国際シンポジウム「NUCEF 2001」における基調講演論文,研究発表論文(口頭及びポスター)を収録したものである.今回のシンポジウムは1995年の第1回(報文集JAERI-Conf 96-003)及び1998年の第2回(報文集JAERI-Conf 99-004)に引き続いて開催されたもので,今回のテーマは「臨界安全性,分離プロセス及び放射性廃棄物処分に関する科学的基盤」である.基調講演及び研究発表は(1)臨界安全性,(2)分離プロセス,(3)放射性廃棄物処分,(4)TRU化学の各分野から計94件であった.


300639
Proceeding of the Workshop: Recognition of DNA Damage as Onset of Successful Repair; Computational and Experimental Approaches, December 18-19, 2001
Pinak, M.
JAERI-Conf 2002-005; Mar.2002,201p.

 本報告書は2001年12月18日から19日にかけて原研東海研究所で行われたワークショップ「DNA損傷の修復開始としての損傷認識:計算科学的及び実験的アプローチ」のプロシーディング集で,講演12件とポスター発表10件について英文プロシーディングまたは要旨を掲載している.発表内容は,DNA周辺への放射線作用,DNA突然変異の検出,構造生物学,DNA損傷と修復,及びDNAの画像化,に関する各分野の研究から構成されている.さらに,パネル討論におけるパネラーの発言の要旨と参加者リストを加えた.


300865
第3回創造的研究のための大規模データマネージメントシンポジウム論文集; 2001年10月29日-31日,光量子科学研究センター,京都
光量子科学研究センター ; 計算科学技術推進センター
JAERI-Conf 2002-006; Jun.2002,566p.

 日本原子力研究所関西研究所光量子科学研究センターでは,レーザー加速・X線レーザー実験などの実験研究とともに,テラフロップス,テラバイト級の超並列計算機及びギガビット級のネットワーク整備を進め,物理過程解明のためのシミュレーション研究強化を進めている.光量子科学研究では,実験,シミュレーション研究ともに極めて高精度の時間空間分解計測が必要なため,大量のデータが発生する.しかしながら,現在のデータ転送・解析・管理技術では,研究者に大きな負担がかかり,創造的研究の遂行に大きな支障をきたす.本研究会は,大学,産業界と連携し,大容量データを研究者に負担無く,効率的かつ有効に転送・解析・管理するための方法を模索することを目的とする.本論文は,2001年10月29日から31日の3日間,日本原子力研究所関西研究所多目的ホールにて開催された第3回創造的研究のための大規模データマネージメントシンポジウムの講演論文集である.また,第1回,第2回シンポジウムの発表資料も最後にあわせて掲載している.


301017
Proceedings of the Workshop on Applications of IRFEL and Nuclear Isomers; Septemper 28, 2001, JAERI, Tokai, Japan
山内俊彦 ; 早川岳人 ; 静間俊行
JAERI-Conf 2002-007; Aug.2002,54p.

 「赤外FEL応用・核異性体」ワークショップは,2001年9月28日(金)原研東海研究所情報交流棟にて開催された.午前中のセッションではレーザーコンプトンγ線,T3レーザー等によるγ線を用いた光核物理,天体核物理などのトピック6件の発表が行われた.また,午後のセッションでは 自由電子レーザー(FEL)応用としてダイオキシン類の分解,同位体分離,赤外励起分光,筋肉へのレーザー照射及び単層カーボンナノチューブやナノホーン等,7件の発表が行われた.招待講演として,極端に強いレーザー電場における分子の挙動に関する発表があった.参加総数は約50名で,講演は同時に木津(関西研究所)にもTV中継された.


300940
第3回光量子科学研究シンポジウム論文集,2001年12月13日-14日、光量子科学研究センター、京都
関西研究所
JAERI-Conf 2002-008; Jul.2002,276p.

 第3回光量子科学研究シンポジウムが,2001年12月13日,14日の両日,日本原子力研究所関西研究所光量子科学研究センターにおいて開催された.本論文集は,同シンポジウムにおいて行われた招待講演5件,一般発表7件及びポスター発表61件のうち,論文として投稿された63件を収録している.


301018
Proceedings of Fuel Safety Research Specialists' Meeting; March 4-5, 2002, Tokai
燃料安全研究室
JAERI-Conf 2002-009; Aug.2002,491p.

 2002年3月4,5日に,東海研究所で燃料安全研究専門家会合が原研主催で開催された.この会合の目的は,軽水炉の燃料安全にかかわる諸課題について,国内外の関係機関から参加した専門家との間で情報交換及び意見交換を行うこと,及び,原研における最近の燃料安全研究の成果及び今後の研究計画について討論することである.会合では,燃料研究の全般的状況,通常運転時及び事故時ふるまいの研究,シビアアクシデント時のFP放出ふるまい,及び「高度化軽水炉燃料試験計画」についての報告と討論がされた.あわせてポスター展示も行われた.会合は今後の燃料研究の展開にとって,また研究協力を推進するうえで非常に有益であった.本報告集は,これらすべての研究報告を取りまとめたものである.


301118
Report of the International Symposium for ITER: "Burning Plasma Science and Technology on ITER" organized by JAERI with the support of MEXT, January 24, 2002, Tokyo
ITER開発室
JAERI-Conf 2002-010; Oct.2002,165p.

 本報告は,日本原子力研究所が主催して開催された,国際シンポジウムにおいて発表された内容をまとめたものである.


301119
Proceedings of the 4th Symposium on Science of Hadrons under Extreme Conditions; March 4-6, 2002, JAERI, Tokai, Japan
千葉敏 ; 丸山敏毅
JAERI-Conf 2002-011; Sep.2002,231p.

 第4回「極限条件におけるハドロン科学」研究会は,先端基礎研究センター第235回基礎科学セミナーとして極限ハドロン科学研究グループの主催で2002年3月4日から6日にかけて東海研究所にて開催された.核子,ハドロンやクォークからなる多体系の極限条件における性質を理解するうえで重要な核物質,ハイパー核,高エネルギー核反応,量子色力学,中性子星,超新星爆発,元素合成や関連する有限核等のトピックスについて32件の発表が行われた.参加者総数は約50名で,盛況のうちに全日程を終えた.本レポートはその報告集である.


310050
第5回低減速スペクトル炉に関する研究会報告書; 2002年3月8日,東海研究所,東海村
中野佳洋 ; 石川信行 ; 中塚亨 ; 岩村公道
JAERI-Conf 2002-012; Dec.2002,219p.

 日本原子力研究所(原研)では,革新的原子炉として低減速スペクトル炉の研究を進めており,最新の研究成果を報告するとともに,所内関連部門の研究者及び大学,研究機関,電力会社,原子力メーカー等の所外研究者との情報交換を行い,研究の効率的推進に資する事を目的として,「低減速スペクトル炉に関する研究会」を平成9年度より毎年開催している.第5回となる平成13年度は,日本原子力学会北関東支部との共催で,平成14年3月8日に開催し,95名の参加者があった.まず原研における低減速スペクトル炉研究開発の現状として,「低減速スペクトル炉の研究開発の現状と展望」,「低減速炉心の設計研究」,「MOX燃料の安全解析」,「稠密炉心の限界熱流束実験」の4件の発表があった.続いて革新的原子炉を巡る内外の動向として,「革新的中小型炉検討の意義について」,「第4世代を中心とする革新炉技術開発戦略」,「実用化戦略調査研究フェーズ2の状況」の3件の発表があった.本報告書では,講演論文,講演に対する質疑応答の概要を掲載するとともに,付録として研究会当日に発表者が使用したOHP資料及び研究会プログラム,参加者名簿を掲載した.


310200
Proceedings of the FNCA Workshop on Application of Electron Accelerator; January 28 - February 1, 2002, JAERI, Takasaki, Japan
吉井文男 ; 久米民和
JAERI-Conf 2002-013; Feb.2003,187p.

 アジア原子力フォーラム(FNCA)電子加速器利用ワークショップが,文部科学省の主催,日本原子力研究所及び日本原子力産業会議の協賛により,2001年1月28日(月)〜2月1日(金)に高崎で開催された.本ワークショップには,中国,インドネシア,韓国,マレーシア,フィリピン,タイ,ベトナムから各一名,日本からは電子加速器利用の専門家など36名が参加した.本ワークショップでは,放射線利用特に電子加速器の利用に関する各国の現状報告及び各種電子加速器の形式や特性の紹介が行われた.特に,天然ゴムラテックス,天然高分子溶液,高分子フィルムの加工,香辛料や種子の殺菌,排煙の脱硫・脱硝やダイオキシンの分解処理など,液体,固体,気体への利用に関する研究開発の現状が報告された.各国からのニーズ提案に基づき,プロジェクト実施計画の討議を行い,対象を液体及び固体(フィルム,粉粉体)とすることが合意された.本論文集は,これからの各発表者からの投稿原稿を収録したものである.


310110
「2002年シリサイド系半導体・夏の学校」研究会; 2002年8月5日〜8月6日,日本原子力研究所東海研究所
山口憲司 ; 山本博之 ; 北條喜一 ; 鵜殿治彦*
JAERI-Conf 2002-014; Jan.2003,60p.

 シリサイド系化合物は,環境に負荷を与えない新しい半導体材料として内外で注目を集めている.本研究会は,平成14年8月5,6日の両日,原研東海研究所の先端基礎研究交流棟大会議室において開催された.1件の招待講演を皮切りに,10件の口頭発表と20件のポスターによる発表が行われ,2日間延べ約140名に及ぶ出席者により活発な討論を行いつつ盛況のうちに全日程を終了した.本編はその報告書である.


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