検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

A Spectroscopic comparison of samarium-doped LiYF$$_{4}$$ and KY$$_{3}$$F$$_{10}$$

レーザー分光法を用いたサマリウムドープLiYF$$_{4}$$結晶とKY$$_{3}$$F$$_{10}$$結晶の比較

Wells, J. P.*; 杉山 僚; Han, T. P. J.*; Gallagher, H. G.*

Wells, J. P.*; Sugiyama, Akira; Han, T. P. J.*; Gallagher, H. G.*

サイト選択によるレーザー誘起蛍光分光法を、サマリウム元素をドープしたLiYF$$_{4}$$とKY$$_{3}$$F$$_{10}$$結晶に適用し、母結晶の違いによる分光特性の変化を測定した。LiYF$$_{4}$$母結晶の場合には、ほとんどのサマリウム元素が3価のイオンとしてS$$_{4}$$対称のイットリウムのサイトに置換されることが確認された。これに対して、KY$$_{3}$$F$$_{10}$$母結晶の場合には、3価のイオンとして置換される予想とは大幅に異なり、ほとんど2価のイオンとしてC$$_{4u}$$に近似したイットリウムのサイトに置換されることが測定された。これは、フッ素イオンの欠損による電荷補償効果によって、通常の結晶育成法においても形成されることを示す。さらにKY$$_{3}$$F$$_{10}$$母結晶の場合には、150K以下の低温状態において$$^{5}$$D$$_{0}$$第一励起準位を介在した2光子吸収により上準位へ励起された後に、$$^{5}$$D$$_{3}$$$$^{5}$$D$$_{2}$$$$^{5}$$D$$_{1}$$準位から基底準位へのアップコンバージョン(500~625nm)光を初めて観測した。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:47.77

分野:Optics

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.