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高精度イオンビーム線量計測技術の開発

Development of precise ion beam dosimetry

小嶋 拓治

Kojima, Takuji

$$^{60}$$Co-$$gamma$$線やMeV電子線に対する特性を明らかにした受感部の厚さが8$$sim$$120$$mu$$mのアラニン,三酢酸セルロース(CTA),Gaf,ラジアクロミックの4種のフィルム線量計の応用によりイオンビーム線量計測技術の開発を行った。熱量計を基準に信頼性を評価したファラデーカップを用いたフルエンス計測に基づき、これらの線量計がいずれもほぼ同じ応答特性を示すことを明らかにするとともに、$$gamma$$線・電子線を用いた線量校正結果とこの応答特性結果とを組み合わせて用いることにより、イオンビーム計測が$$pm$$4.5%の高精度で可能であることを示した。さらに、Gafフィルム線量計と顕微分光光度計とを用いることにより、深度方向については、約10$$mu$$m、平面方向では1$$mu$$mの空間分解能で線量分布測定が技術的にはできることを明らかにした。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

放射線化学

巻

 :

2001

号

 :

72

ページ数

 :

p.37 - 40

発行年月

 :

2001/08

発表会議名

 :

開催年月

 :

開催都市

 :

開催国

 :

キーワード

 :

高精度; イオンビーム; 線量計測; フィルム線量計; 熱量計; ファラデーカップ; フルエンス; Gafフィルム; 応答特性; 空間分解能

特許データ

 :

PDF

 :


論文URL

 :

http://ci.nii.ac.jp/naid/10010163590

研究データの公開先DOI

 :

使用施設

 :

広報プレスリリース

 :

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