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Ga and Pt NMR study of UPtGa$$_{5}$$

NMRを用いたUPtGa$$_{5}$$の研究

加藤 治一; 酒井 宏典; 常盤 欣文; 神戸 振作  ; Walstedt, R. E.; 大貫 惇睦

Kato, Harukazu; Sakai, Hironori; Tokiwa, Yoshifumi; Kambe, Shinsaku; Walstedt, R. E.; Onuki, Yoshichika

重い電子系における超伝導は磁性と深く結びついており、従来のBCS理論の枠内では説明のつかない新しいタイプの超伝導であることが示唆されている。近年、CeRhIn$$_{5}$$,CeIrIn$$_{5}$$などが重い電子系超伝導を示すことが発見された。これと同型構造をとるウラン化合物UTGa$$_{5}$$(T: iron group)の物性探索は非常に興味深い。UPtGa$$_{5}$$は、ウランの持つ5$$f$$電子が遍歴的な振る舞いをし、電子比熱係数$$gamma$$=57mJ/molKを示す。また、$$T_{N}$$=26Kで長距離秩序し、c面内では強磁性的に、面間では反強磁性的に磁気モーメントが整列する。本論文は、微視的な観点からこの系の磁性を明らかにするために、$$^{69,71}$$Ga及び$$^{195}$$Pt核についてNMR/NQR実験について記述するものである。観測されたスペクトルより、ナイトシフト(K)の値及び電場勾配パラメータ($$nu_{Q},eta$$)の値を見積もった。また、ナイトシフト温度変化を測定し$$K-chi$$プロットを行い、超微細相互作用係数の値を見積もった。また零磁場下での測定を行い、NMRの観点からも上記の磁気構造を指示する結果を得た

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パーセンタイル:50.72

分野:Chemistry, Multidisciplinary

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