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Effects of neutron number and nuclear deformation on complete fusion of $$^{60,64}$$Ni+$$^{154}$$Sm near the Coulomb barrier

クーロン障壁近傍の$$^{60,64}$$Ni+$$^{154}$$Sm融合反応における中性子数と核変形の効果

光岡 真一; 池添 博; 西尾 勝久; 佐藤 健一郎; Lu, J.

Mitsuoka, Shinichi; Ikezoe, Hiroshi; Nishio, Katsuhisa; Sato, Kenichiro; Lu, J.

クーロン障壁近傍での重イオン融合反応が、原子核の変形や入射エネルギー,入射核の中性子数にどのように依存しているかを調べるために、$$^{60}$$Ni+$$^{154}$$Sm及び$$^{64}$$Ni+$$^{154}$$Smにおける融合残留核の励起関数を測定した。実験は、原研タンデムブースター加速器を用いて行い、$$^{60}$$Ni及び$$^{64}$$Niビームを変形核$$^{154}$$Smターゲットに照射した。融合原子核$$^{214}$$Th及び$$^{218}$$Thの残留核は、反跳生成核分離装置を用いて分離し、崩壊で放出される$$alpha$$線を検出することを同定した。測定結果を、変形の効果を取り入れた理論計算と比較した結果、融合の確率が変形核への衝突の向きに強く依存することがわかった。また、中性子数が4つ多い$$^{64}$$Niビームの場合、$$^{60}$$Niビームに比べて反応確率が100倍程度大きくなることがわかった。

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分野:Physics, Nuclear

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