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Magnetic properties of UNiGa$$_{5}$$ and UPtGa$$_{5}$$

UNiGa$$_{5}$$及びUPtGa$$_{5}$$の磁気的性質

常盤 欣文; 芳賀 芳範   ; 目時 直人   ; 中村 彰夫; 石井 慶信; 大貫 惇睦

Tokiwa, Yoshifumi; Haga, Yoshinori; Metoki, Naoto; Nakamura, Akio; Ishii, Yoshinobu; Onuki, Yoshichika

遍歴反強磁性体UNiGa$$_{5}$$及びUPtGa$$_{5}$$の磁気的性質を研究した。これらの化合物は最近発見された新しい重い電子系超伝導体CeTIn$$_{5}$$と同じ結晶構造を持つ5$$f$$遍歴反強磁性体である。その帯磁率測定の結果、帯磁率は非常に小さく、その温度依存性も常磁性状態で弱く遍歴的であることを明らかにした。また電気抵抗は常磁性状態で$$T^{n}$$(n$$<$$1)の温度依存性を示し、5f遍歴系でしばしば観察されている温度変化を示した。反強磁性転移温度で電気抵抗はピークを示し、これはCrやUGa$$_{3}$$などの遍歴磁性体特有のSDWにともなうギャップによるものと考えられる。また磁気構造も明らかにした。UNiGa$$_{5}$$はすべての隣同士のスピンの方向が反対向きをとる構造、一方UPtGa$$_{5}$$は結晶構造がUNiGa$$_{5}$$と同じであるにもかかわらず、c面内で強磁性的に並んだスピンが、c軸方向に反強磁性的に積層していることを明らかにした。磁気モーメントの大きさはそれぞれウランあたり0.90ボーア磁子と0.27ボーア磁子であった。

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