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Biological effects of ion beams in nicotiana tabacum L.

タバコにおけるイオンビームの生物効果

長谷 純宏; 下野 和彦*; 井上 雅好*; 田中 淳; 渡辺 宏

Hase, Yoshihiro; Shimono, Kazuhiko*; Inoue, Masayoshi*; Tanaka, Atsushi; Watanabe, Hiroshi

タバコにおけるイオンビームの生物効果、得に染色体異常の誘起について調査した。1~111keV/$$mu$$mのLET効果を持つ$$^{12}$$C$$^{5+}$$,$$^{4}$$He$$^{2+}$$及び$$^{1}$$H$$^{+}$$ビームを乾燥種子に照射した。発芽後の根端分裂細胞では、染色体橋、染色体断片及び遅延染色体などの異常が認められ、それらの頻度は線量に対応して直線的に増加した。半致死線量及び10%の染色体異常誘起に必要な線量から算出したRBE値は$$^{12}$$C$$^{5+}$$で14.3-17.5、$$^{4}$$He$$^{2+}$$で7.0-8.3、$$^{1}$$H$$^{+}$$で7.8であった。また、イオンビームでは染色体断片が、$$gamma$$線では染色体橋が相対的に高い割合で観察された。このことから、イオンビームによる損傷の修復過程は$$gamma$$線によるものとは異なると考えられた。

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分野:Biology

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