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LET dependence of lethality in ${it Arabidopsis thaliana}$ irradiated by heavy ions

重イオン照射されたシロイヌナズナにおける致死のLET依存性

鹿園 直哉; 田中 淳; 北山 滋*; 渡辺 宏; 田野 茂光*

Shikazono, Naoya; Tanaka, Atsushi; Kitayama, Shigeru*; Watanabe, Hiroshi; Tano, Shigemitsu*

植物における重イオン照射効果を調べるため、シロイヌナズナの乾燥種子に炭素イオン,ネオンイオン,アルゴンイオンを照射した。ネオンイオン,アルゴンイオンによる致死の生物効果比(RBE)は350keV/$$mu$$mを超える線エネルギー付与(LET)の値でピークを示した。この値は100-200keV/$$mu$$mでピークを示すほ乳類細胞等の値に比べ高いものである。さらに、不稔率を調べると、LETが354keV/$$mu$$mのネオンイオンのほうが113keV/$$mu$$mの炭素イオンより高いRBEを示した。これらの結果はシロイヌナズナ種子における致死のRBEピークは単細胞系に比べて高いLETで生じることを示している。致死及び不稔はDNA損傷によって引き起こされることが知られている。このLETのシフトは種子中の化合物組成やDNAの水和状態の違いに主に起因すると推察される。

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分野:Biology

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