検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

$$gamma$$線による放射線透過試験」特集号の刊行によせて

For the special issue of radiography with $$gamma$$ ray sources

山林 尚道

not registered

1910年にはX線透過写真撮影法で非破壊検査が始まったが、可搬型$$gamma$$線源の利用は研究用原子炉が稼動し、$$^{60}$$Coや$$^{137}$$Csの$$gamma$$線源が容易に入手できるようになった1960年代からである。国内では原研が1965年からJRR-2照射で$$^{192}$$Ir線源(370GBq/個、2mm$$phi$$$$times$$2mmL)を生産したことに始まり、現在ではJMTR、JRR-3M照射で年6回1,700個以上の線源を供給している。新しい低エネルギー$$gamma$$線源$$^{169}$$Ybの供給は1995年からであり、現在はSe-75、Gd-153線源の開発が行われている。一方、$$gamma$$線照射装置は$$^{192}$$Ir用726台、$$^{60}$$Co用209台、その他55台で990台が普及している。今後$$gamma$$線源による非破壊検査は材質、形状に最適な$$gamma$$線源の選択と適用範囲のの拡大、装置の小型・軽量化、管理区域の縮小による作業環境の改善、フィルム・IPによる解析技術の高度化などが期待される。さらに欠陥診断から材料の経年変化を観察し寿命予測を可能とする探究が望まれる。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.