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X線吸収法による高温高圧下での密度測定

Density measurements under high temperature and high pressure by means of X-ray absorption

片山 芳則

Katayama, Yoshinori

X線吸収法を用いた高温高圧下での新しい密度測定法を、放射光と大容量プレスを組み合わせて開発した。本稿ではこの方法について解説する。従来、数GPaといった高圧下での液体や非晶質の密度測定は、実験的な困難のため限られた研究しかなかった。新しい方法は、この領域での密度を効率的にかつ精度よく測定することを目指したものである。X線吸収法を高圧実験に適用するためには試料の厚みの評価が問題となる。これを解決するために、試料内に厚みの基準となるものを入れたり、試料をセラミック製の容器に入れたりする方法を考案した。この方法を用いて、結晶及び液体テルルの密度を5GPa、700$$^{circ}$$Cまで測定した。また、さらに精度よい測定を目指して第3世代放射光施設ESRFでも測定を行った。これらの実験結果を紹介し、この方法による測定の現状、問題点、これからの発展について述べる。

no abstracts in English

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