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固溶化熱処理及び熱時効したNi-22Cr-18Fe-9Mo合金のクリープ曲線形状

Creep curve shapes of Ni-22Cr-18Fe-9Mo alloy in solution-treated and aged conditions

倉田 有司; 内海 宏和*

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高温ガス炉の中間熱交換器用に開発されたNi-22Cr-18Fe-9Mo合金のクリープ曲線形状の変化を調べ、以下の結果を得た。(1)この合金の800$$^{circ}$$Cにおけるクリープ曲線は、固溶化熱処理材、熱時効材ともわずかに1次クリープが認められる場合もあるが、加速クリープ域がそのほとんどを占める3次クリープ主体のクリープ曲線である。(2)固溶化熱処理材の1000$$^{circ}$$Cにおけるクリープ曲線は、初期に低いクリープ速度の領域を持ち、その後、定常、加速クリープ域のある不規則な形状をしている。この低いクリープ速度の領域は熱時効によって消失し、正常型のクリープ曲線となる。(3)1000$$^{circ}$$Cでの熱時効により、800及び1000$$^{circ}$$Cのクリープでは、クリープ速度が増加する。この効果は1000$$^{circ}$$C低応力側では小さくなる。熱時効で形成した結晶粒界上の炭化物は、ボイドやクラックの形状、成長を抑え、クリープ破断ひずみを増加させる。

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