放射線橋かけによる生分解性プラスチックPCLの耐熱性の改善

Improvement of heat stability of biodegradable PCL by radiation crosslinking

生分解性ポリマーのポリカプロラクトン(PCL)の照射効果について、種々の相状態で照射し、過冷却相照射が耐熱性の改善に有効であった。本レポートの要点は次のようである。(1)固相、溶融相、過冷却相で照射すると、過冷却相が最も橋かけしやすい。(2)過冷却相照射で得た橋かけPCLは150 $^{circ}$ Cでも溶解しない耐熱性のあるものである。(3)土壌中の分解には橋かけ構造は影響を与えない。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	プラスチックスエージ
巻	:	44
号	:	10
ページ数	:	p.144 - 147
発行年月	:	1998/10
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キーワード	:	生分解性; 相状態; 照射; ポリカプロラクトン; 過冷却相; 耐熱性; 橋かけ

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登録番号 : A19980379
抄録集掲載番号 : 261029
論文投稿番号 : 15949

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