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Microstructural evolution of cold-worked austenitic stainless steels irradiated to 17 DPA in spectrally tailored experiments of the ORR and HFIR at 400$$^{circ}$$C

スペクトル調整照射された加工したオーステナイトステンレス鋼の微細組織の発達

若井 栄一  ; 橋本 直幸*; J.P.Robertson*; 沢井 友次; 菱沼 章道

Wakai, Eiichi; Hashimoto, N.*; J.P.Robertson*; Sawai, Tomotsugu; Hishinuma, Akimichi

20%冷間加工した数種類のオーステナイトステンレス鋼をORR炉とHFIR炉で400$$^{circ}$$Cにて、中性子スペクトル調整照射実験を17dpaまで行った。この時のヘリウムの生成割合は平均で約15appm He/dpaになるように制御した。照射後、透過形電子顕微鏡により微細組織を観察した。この照射によって、これらの材料では転位ループ、炭化物、キャビティが形成した。特に注目されるキャビティに関して、6$$times$$10$$^{21}$$m$$^{-3}$$から2$$times$$10$$^{22}$$m$$^{-3}$$程度形成し、その平均半径((r$$^{3}$$)$$^{1/3}$$)は1.2nmから2.4nmであり、そのスエリング量は0.007から0.1%であった。最も低いスエリング量(0.007%)を示したJPCA-CW材では炭化物の数密度が1$$times$$10$$^{22}$$m$$^{-3}$$と最も高かった。一方、最も高いスエリング(0.1%)を示したK-CWでは逆に炭化物の数密度が2$$times$$10$$^{21}$$m$$^{-3}$$で最も低かった。これらのことから、炭化物形成がキャビティと同程度形成される場合、スエリング挙動に大きな影響を及ぼすことがわかった。

no abstracts in English

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