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Swelling of HFIR-irradiated F82H, F82H+$$^{10}$$B and F82H+$$^{58}$$Ni steels

HFIR照射したF82H鋼及び$$^{10}$$Bまたは$$^{58}$$NiをドープしたF82H鋼のスエリング

若井 栄一  ; 橋本 直幸*; 芝 清之; 三輪 幸夫; J.P.Robertson*; R.L.Klueh*

Wakai, Eiichi; Hashimoto, N.*; Shiba, Kiyoyuki; Miwa, Yukio; J.P.Robertson*; R.L.Klueh*

F82Hに対し、BやNiのアイソトープを添加した材料を用いて、ヘリウム生成量に対するスエリング挙動を調べた。中性子照射は米国HFIR炉において300と400$$^{circ}$$Cで約51dpaまで行った。照射後、透過型電子顕微鏡により微細組織を観察した。400$$^{circ}$$C照射ではF82Hの標準材のスエリング量は約0.6%であり、F82H+(311appm)natural BとF82H+(325apm)$$^{10}$$B材ではそれぞれ、約0.9%と1.1%であった。またF82H+1.4%$$^{58}$$Ni及びF82H+1.4%$$^{60}$$Ni材ではそれぞれ0.02%と0%であった。他方Ni添加材では高密度の析出物が形成した。一方、300$$^{circ}$$C照射ではヘリウム発生量の多いF82H+$$^{10}$$BとF82H+$$^{58}$$Niでのみ微小なキャビティがわずかに観察され、そのスエリング量は0.02%以下であった。これらの結果からヘリウムの発生量はF82H鋼のスエリングに大きな影響を及ぼすことが明らかとなった。また、Ni添加材における400$$^{circ}$$C照射の低いスエリングの原因は高密度の析出物の形成がキャビティの形成、成長過程に著しい影響を与えたためと考えられる。

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