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Definitive evidence for the existence of a long-lived vinylidene radical cation, H$$_{2}$$C=C$$^{+}$$

長寿命ビニリデンラジカルカチオン(CH$$_{2}$$=C$$^{+}$$)の存在に関する明確な証拠

早川 滋雄*; 高橋 光人*; 荒川 和夫; 森下 憲雄

Hayakawa, Shigeo*; not registered; Arakawa, Kazuo; Morishita, Norio

MS/MS装置を使って、W(CO)$$_{n+}$$(n=4~6)の電荷逆転スペクトルとCIDスペクトルを測定した。CIDスペクトルでは非解離のピークが最も強く、主なピークはいくつかのCOを脱離した正イオンによる。CO脱離の数が大きくなるにつれて、ピーク強度は小さくなった。電荷逆転スペクトルでは非解離のピークは検出されず、主要なピークは、どのような入射イオンに関しても親イオンから2つのCOを失った負イオンであった。これらのスペクトルから内部のエネルギー分布を熱化学定数を用いて見積もった。電荷逆転質量分析法において得られた内部のエネルギー分布は、入射イオンのエネルギーレベルから約4eV低い位置に集中していた。この4eVのエネルギーはCsのイオン化エネルギー3.89eVと一致し、電荷逆転質量分析法では近共鳴の電子移動で生成した励起中性種から解離が起こるのを証明した。

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分野:Chemistry, Physical

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