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Coordination chemistry of neptunyl(V) compounds by means of Moessbauer spectroscopy

メスバウア分光法によるネプツニル(V)化合物の配位化学的研究

佐伯 正克; 中田 正美  ; 中本 忠宏*; 正木 信行 ; 山下 利之

Saeki, Masakatsu; Nakada, Masami; Nakamoto, Tadahiro*; not registered; Yamashita, Toshiyuki

Np(V)のマロン酸、ギ酸、グリコール酸、酢酸及び安息香酸塩を合成し、$$^{237}$$Npメスバウア分光法を用いて、Np周りの配位子の状態を化学的に探求した。マロン酸、ギ酸及びグリコール酸塩は構造が調べられており、いずれもNp周りに酸素が7つ配位している。これらの化合物のメスバウアスペクトルは1成分であり、その異性体シフトの値は、-18.6から-18.9mm/sであった。一方、酢酸及び安息香酸塩のスペクトルは2成分からなり、その異性体シフトの値はそれぞれ-19.4と-13.2及び-19.4と-10.8であった。何れの化合物においても2成分の強度比の温度変化は認められず、内部磁場の大きさも異なること等から、酢酸及び安息香酸塩中のNpには2つのサイトが存在し、その1つはNp周りの酸素が7配位であり、もう1つのサイトは8配位であると結論した。

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分野:Chemistry, Physical

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