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Synthesis of $$^{186}$$Re-DMSA and its biodistributions in mice

$$^{186}$$Re-DMSAの合成とマウスにおける体内動態

野川 憲夫*; 百瀬 静香*; 宮沢 香*; 巻出 義絋*; 大橋 國雄*; 橋本 和幸; 森川 尚威*

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放射性レニウム($$^{186}$$Re,$$^{188}$$Re)は$$beta$$線を放出することから、近年、がん治療に有効な標識化合物の開発が行われている。$$^{99m}$$Tc-ジメルカプトコハク酸($$^{99}$$mTc-DMSA)は、腎臓のイメージング試薬として幅広く使用され、さらに、甲状腺がんなどに集積することも知られている。そこで、原研製の$$^{186}$$Reを用いた$$^{186}$$Re-DMSA標識化合物の合成条件を検討し、さらにマウスにおける体内挙動を調べた。反応条件(試薬の量、pH、反応時間等)を変えて$$^{186}$$Re-DMSAの標識率を調べた。その結果、最適条件下で、95%以上の標識率が得られた。さらに得られた$$^{186}$$Re-DMSAは酢酸緩衝液中及びマウス血清中において安定であることが明らかになった。$$^{186}$$Re-DMSAのマウスにおける体内分布に関しては、骨への集積が最も高く、次いで腎臓に集積した。この分布は、$$^{99m}$$Tc(V)-DMSAの分布に類似していることが明らかになった。

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パーセンタイル:21.18

分野:Chemistry, Analytical

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