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Environmental mercury and heavy metals in Ibaraki Prefecture,Japan

茨城県における環境中水銀等のレベルについて

上野 隆 ; 天野 光

Ueno, Takashi; Amano, Hikaru

日本原子力研究所では、原子力の平和利用及び環境安全評価の観点から、環境中の放射性核種等の分布・移行に関する研究を行っている。このためには、種々の環境試料中の放射性核種のみならず安定元素(重金属・有害元素等)についても研究し、同等に評価することが必要である。この研究に至るステップとして、これらの元素の環境中の濃度レベル(特に、バックグラウンドレベル)及び分布の把握が必要である。そこで、今回は、茨城県の原研構内及びその周辺において種々の環境試料を採取した。人の髪の毛の試料は原研の職員及びその家族から採取した。その測定の結果、人の髪の毛中の水銀濃度は1.5~6ppm、原研周辺の大気中の水銀濃度は0.3~2ng/m$$^{3}$$、表面土壌中水銀濃度は0.04~0.1ppmであった。その他、これまでに得たフォールアウトサンプル等の結果についても報告する。また年輪分析により過去の水銀系農薬による環境汚染が評価できた。

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