Characteristics of halo current in JT-60U

JT-60Uにおけるハロー電流の特徴

Neyatani, Yuzuru; Nakamura, Yukiharu; Yoshino, Ryuji; Hatae, Takaki; JT-60 Team

トカマクでディスラプション中に真空容器に流入する電流(ハロー電流)の特性を、新たにJT-60Uに設置したロゴスキーコイルタイプの検出器を用いて調べた。プラズマを下側に押しつけて垂直移動の不安定性を模擬し、ハロー電流のデータベースを構築した。最大のハロー電流(トロイダル方向の非対称性とハロー電流の初期プラズマ電流との比の積)は0.52で従来のITERのデータベースの最大値0.75に比べて充分低いことを確認した。この最大値は、ディスラプション直前のプラズマの蓄積エネルギーの増加に伴って減少する。これは、エネルギークエンチ時に発生する不純物によって周辺プラズマが冷却され、ハロー電流の流路の抵抗が増えるためと考えられる。このことから高蓄積エネルギーが想定される核融合炉では、ハロー電流が小さくなることが予想できる。また、ネオンをパフして温度を下げ、ハロー電流低減が可能なことを確認した。

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使用言語	:	English
掲載資料名	:	Fusion Energy 1998
巻	:
号	:
ページ数	:	p.859 - 862
発行年月	:	1998/10
発表会議名	:	17th IAEA Fusion Energy Conference (FEC 1998)
開催年月	:	1998/10
開催都市	:	Yokohama
開催国	:	Japan
キーワード	:	Disruption; VDE; Halo Current; Data Base; Reduction; Scaling; Tokamak; JT-60U

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登録番号 : B19981192
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