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Decay heat experiment featuring low-energy neutron induced tungsten-187 production in ITER baffle plates and its analysis

ITERのバッフル板における低エネルギー中性子反応によるタングステン-187生成に着目した崩壊熱実験とその解析

前川 藤夫  ; 和田 政行*; 今野 力  ; 春日井 好己  ; 池田 裕二郎

Maekawa, Fujio; Wada, Masayuki*; Konno, Chikara; Kasugai, Yoshimi; Ikeda, Yujiro

原研FNSにおいてITERバッフル板の崩壊熱測定実験を行った。バッフル板を模擬した12.6mm厚のタングステン板内に22枚の5$$mu$$mのタングステン箔を挿入してITER模擬中性子場で照射し、箔に生成した放射能による崩壊熱及び$$^{187}$$Wの放射能を測定した。また、MCNPコードによりタングステン板中における平均中性子束スペクトルと実効$$^{186}$$W(n,$$gamma$$)$$^{187}$$W反応断面積を計算し、これらを用いてACT4コードによりタングステン板中における崩壊熱を計算した。その結果、用いる放射化断面積の出展の違いにより計算結果は最大で50%も異なった。FENDL/A-2.0の放射化断面積を用いた計算値は実験値と約10%以内で一致し、最も良い結果を与えた。また、中性子束の自己遮蔽効果に考慮しない$$^{186}$$W(n,$$gamma$$)$$^{187}$$W反応断面積を用いた場合には崩壊熱を30%過大評価することがわかった。

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分野:Nuclear Science & Technology

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