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FNSUNCL3: First collision source code for TORT

FNSUNCL3: TORT用一回衝突線源計算コード

小迫 和明*; 今野 力  

Kosako, Kazuaki*; Konno, Chikara

3次元Sn計算コードTORTを用いた計算でのレイエフェクトを解消するために、TORT用の一回衝突線源計算コードFNSUNCL3を開発した。基本的な考え方は2次元SnコードDORT用の一回衝突線源計算コードGRTUNCLと同じであるが、コーディングは独自に行った。FNSUNCL3の特徴は、(1)x-y-z座標系の形状だけ取り扱うことができる、(2)複数の線源を設定できる、(3)TORTの入力データと共通である部分を省略することができる、(4)サブメッシュ分割機能により非衝突線源の精度を高めることが可能、等である。このFNSUNCL3で計算された一回衝突線源をTORTで使用できるように、TORTコードの修正も行った。テスト計算として、ボイドのある簡単体系で1群計算を実施した。計算結果にはレイエフェクトは現れず、また、理論解析、MCNP計算と10%以内で一致し、本計算システムの妥当性を確認した。

no abstracts in English

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