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Trace determination of boron in various materials by a neutron-induced prompt-$$gamma$$-ray analysis

中性子即発$$gamma$$線分析法によるこん跡ホウ素の定量

米澤 仲四郎; 松江 秀明 

Yonezawa, Chushiro; Matsue, Hideaki

原子炉材料等で重要なこん跡ホウ素は、誘導結合プラズマ-発光分析及び質量分析(ICP-AES,ICP-MS)等の破壊分析法によっても定量が可能であるが、試料の溶解等の化学操作における飛散及び汚染の問題により、正確な定量が困難である。しかし、非破壊分析法の中性子即発$$gamma$$線分析法(PGA)はこのような問題がなく、ppmオーダーのホウ素を正確に定量することができる。このようなことからPGAによるこん跡ホウ素の定量法を検討し各種試料の分析に適用した。ドップラー拡がりを持つホウ素478keV$$gamma$$線に対する他元素の妨害とその補正法を検討し、比較法によるホウ素定量法を確立した。確立した方法により各種標準物質の分析結果、定量値の精度と正確さは$$pm$$20%以下であった。また、各種物質中の検出限界も明らかにした。本法を原子炉材料、岩石標準物質、ホウ素中性子捕捉療法による脳腫瘍治療のためのホウ素定量等に応用した。

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