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Application of IAEA's international nuclear event scale to events at testing/research reactors in Japan

我が国における試験-研究炉の事故・故障事例に対するIAEAの国際原子力事象評価尺度の適用

能澤 正雄*; 渡邉 憲夫

Nozawa, Masao*; Watanabe, Norio

国際原子力事象評価尺度(INES)は、原子力施設において事故・故障が発生した場合に、迅速かつ分かり易い情報を提供し、原子力関係者と、マスコミ及び公衆の間での情報交換に役立てることを目的として策定された事象報告システムであり、IAEAとOECD/NEAにより運営されている。INESに報告される各事象には、その安全上の重要度を示す「尺度」が付けられる。我が国では、1992年から正式にINESを導入し、原子力発電所、試験/研究炉、核燃料製造・加工施設、再処理施設等におけるトラブルを、INESの尺度に基づいて評価し公表している。本報告では、試験/研究炉(ふげん、もんじゅを含む)や核燃料施設を対象とした我が国におけるINES評価プロセス及びこれまでの評価結果、並びに、当研究室で作成したインターネット利用のINES情報和訳データベースについて紹介する。なお、本報告は、招待論文として発表するものである。

no abstracts in English

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