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Status of ECR ion sources at JAERI

原研高崎研におけるECRイオン源の現状

横田 渉; 齋藤 勇一; 奈良 孝幸; 石井 保行; 大越 清紀 ; 荒川 和夫

Yokota, Wataru; Saito, Yuichi; Nara, Takayuki; Ishii, Yasuyuki; Okoshi, Kiyonori; Arakawa, Kazuo

高崎研では、これまでに4台のECRイオン源が開発又は購入された。このうち最も古いOCTOPUSでは、ガス供給システムを改良して10分以内でのイオン種の交換を可能にし、サイクロトロンのカクテルビーム加速で不要イオン種が加速ビームに混入するのを防ぐことに成功した。世界で初めて18GHzのマイクロ波を採用したECR-18では、ミラー磁場分布を改良して多価イオン生成能力を飛躍的に高めた。コイルを用いずに全磁石を永久磁石としたMINI-ECRは、バイアスプローブの採用でイオンビーム電流を4倍に増加させた。本年3月に設置されたHYPERNANOGANでは10$$mu$$A以上のAr$$^{14+}$$を初めとして、Pb,Taイオンの生成に成功し、金属イオンをサイクロトロンに供給するための調整を今後進める。これらイオン源の現状と技術開発を報告し、高崎研におけるECRイオン源の開発活動を世界にアピールする。

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