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Spatial and energy distributions of skyshine neutron and $$gamma$$ radiation from nuclear reactors on the ground-air boundary

地面-空気境界における原子炉からの中性子及び$$gamma$$線スカイシャインの空間及びエネルギー分布

Orlov, Y. V.*; Netecha, M. E.*; Vasiljev, A. P.*; Avaev, V. N.*; Vasiliev, G. A.*; Zelensky, D. I.*; Istomin, Y. L.*; Chevepnin, Y. S.*; 野村 靖

Orlov, Y. V.*; Netecha, M. E.*; Vasiljev, A. P.*; Avaev, V. N.*; Vasiliev, G. A.*; Zelensky, D. I.*; Istomin, Y. L.*; Chevepnin, Y. S.*; Nomura, Yasushi

国際科学技術センター(ISTC)のプロジェクトとして「原子炉放射線の大気中散乱(スカイシャイン)実験研究」が、中性子と$$gamma$$線との混在場でのスカイシャインベンチマーク問題の設定を目的にロシアのRDIPE(原子炉研究開発機構)、カザフスタンのIAE NNC RK及び日本原子力研究所により行われた。本発表は、実験に使われた2つの研究炉RA炉とIVG.1M炉からの大気中へ放出される放射線の測定及び炉から1.5kmまでのスカイシャイン放射線の測定について述べたものである。炉から放出される放射線は、炉心上側3高さ位置で高速・熱中性子束及び$$gamma$$線線量率の径方向分布が、放射化検出器及び熱蛍光線量計で測定された。また、中性子スペクトルが閾及び放射線化検出器で測定された。炉から1.5kmまでのスカイシャイン放射線については、高速・中速・熱中性子束、中性子・$$gamma$$線線量率及び中性子・$$gamma$$線スペクトルが、種々の検出器を用いて測定された。スカイシャイン放射線は、気象条件(気圧、温度、湿度)に依存すること、また、中性子線量率の方が8~20倍$$gamma$$線線量率より大きいことが実験的に確かめられた。測定データは計算手法の検証に使用される。

no abstracts in English

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