検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

磁場を用いた高速中性子エネルギースペクトロメータの実現性の検討

Feasibility study of fast neutron energy spectrometer using magnetic field

山岸 秀志; 荒 克之

Yamagishi, Hideshi; Ara, Katsuyuki

エネルギー計測範囲が8桁以上で、エネルギー計測誤差幅が$$pm$$10%以下の性能を有する高速中性子エネルギースペクトロメータの実現性について検討した。ここでは、磁場により反跳陽子の軌道を偏向、その変位からエネルギーを計測する原理に基づくスペクトロメータについて、磁場構造、磁場強度及び反跳陽子検出用スクリーンの幾何学的配置を最適設計するとともに、その性能について計算評価した。この結果、磁場を放射線形状に設計、スクリーンを80$$^{circ}$$の角度で配置し、磁束密度を6$$times$$10$$^{-4}$$$$sim$$0.6[T]の範囲で走査することにより、最適な性能が得られることがわかった。本検討により、エネルギー計測範囲が0.1[eV]$$sim$$100[MeV]の9桁で、エネルギー計測誤差幅が全計測範囲を通して$$pm$$9%以下の性能を有するスペクトロメータの実現の可能性を示すことができた。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.