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段丘堆積層における$$^{237}$$Np及び$$^{241}$$Amの分配係数

Distribution coefficients of $$^{237}$$Np and $$^{241}$$Am in sedimentary geological formation

田中 忠夫 ; 武部 愼一; 小川 弘道; 村岡 進

Tanaka, Tadao; Takebe, Shinichi; Ogawa, Hiromichi; Muraoka, Susumu

六ヶ所村の段丘堆積層から採取した凝灰質砂、砂岩、凝灰岩を対象として、$$^{237}$$Np(V)及び$$^{241}$$Am(III)の吸着及び脱離実験を実施し、分配係数を測定するとともに吸着メカニズムについて検討した。$$^{237}$$Npの分配係数は、pHが高くなるに従って増大する傾向を示したが、共存するNa及びCaイオン濃度の影響はみられなかった。$$^{237}$$Npの試料への吸着は主として可逆的な吸着メカニズムに支配されているため、$$^{237}$$Npの移行挙動は分配係数を適用した吸着モデルで予測可能であることを示した。$$^{241}$$Amの分配係数は、pH7~8で最大となった。また、Na及びCaイオン濃度が高くなるに従って減少した。$$^{241}$$Amの吸着は非可逆的な吸着メカニズムが支配的であり、$$^{241}$$Amの移行挙動を高い精度で予測するためには、非可逆的な反応を考慮した吸着モデルの適用が必要であることが示唆された。

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