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AMSによる海水中の放射性炭素測定のための化学的前処理法

Chemical treatment method for AMS-measurement of radiocarbon in seawater samples

荒巻 能史

Aramaki, Takafumi

原研むつ事業所は、平成9年4月に加速器質量分析装置(AMS)を設置した。当装置は、$$^{14}$$C/Cの精密測定が可能である。そこで本研究室では、AMSによる海水中の$$^{14}$$C測定のための前処理法を新たに開発した。海水中の$$^{14}$$Cを測定するためには、(1)溶存している無機炭酸を二酸化炭素として抽出、(2)その二酸化炭素をグラファイトに還元する、の2つの行程が必要である。従来法では、作業が複雑なうえ、一試料あたり40分程度の時間を要した。新たに開発した方法では、(1)について、処理時間が2分の1以下に短縮されたうえ、回収率も向上し、(2)については、従来法の一部改良により簡便な作業が可能となった。

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