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Trending analysis of precursor events

前兆事象に対する傾向分析

渡邉 憲夫

Watanabe, Norio

米国原子力規制委員会(NRC)の前兆事象評価(ASP)プログラムは、原子力発電所における運転時の事象を、炉心損傷に至る可能性の観点から評価し分類するためのものである。本報では、1969年から1994年の事象に対するNRCのASP解析により同定された459件の前兆事象について、炉心損傷の起因事象及びドミナントシーケンスの傾向を分析すると共に、過去の確率論的安全評価(PSA)の結果との比較を行った。傾向分析は、ASP解析に用いられたモデルの相違から、3つの期間(1969-1981年、1984-1987年及び1988-1994年)に分けて行ったが、各期間共に類似の傾向を示すことが判明した。例えば、PWRでは主給水・補助給水喪失を伴うシーケンスが、BWRでは高圧・低圧注入失敗を伴うシーケンスが多くの事象でドミナントとなっている。また、これらのシーケンスは過去のPSAでもドミナントと識別されており、ASPとPSAの結果に類似性のあることが分かった。

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