再処理特別研究棟における未精製ウラン廃液処理試験

Plutonium removing test from unpurified urainum solution in JRTF

Kawachi, Akinori; not registered; Miyajima, Kazutoshi

原研再処理特研では湿式再処理試験で発生した未精製ウラン廃液を利用して、TRU核種を含む放射性廃棄物を安定な形態に処理することを目的とした繊維状吸着材によるプルトニウム除去試験を実施した。処理プロセスは繊維状活性炭に無機系バインダーを添加し成型した吸着材カートリッジを充填した吸着塔に一定の空塔速度(SV)で通液することによってプルトニウムを除去するものである。平成8年~9年の2年間で廃液約1.7m $^{3}$ の処理を完了し、次の知見を得た。本吸着材は多量のウランを含む廃液においてもプルトニウムに対し高い選択性を示した。またSVや温度の依存性が確認され、SV0.64h $^{-1}$ 及び処理温度20~30 $^{circ}$ Cで処理することにより、95%以上のプルトニウム除去率を示した。以上の結果、繊維状吸着材を用いた処理プロセスが工学規模においても適用可能であることが実証された。

no abstracts in English

使用言語	:	Japanese
報告書番号	:	JAERI-Tech 99-028
ページ数	:	51 Pages
発行年月	:	1999/03
特許データ	:
PDF	:	JAERI-Tech-99-028.pdf:2.13MB
論文URL	:	https://doi.org/10.11484/jaeri-tech-99-028
キーワード	:	プルトニウム除去; 未精製ウラン廃液; 再処理試験; 繊維状活性炭
使用施設	:
広報プレスリリース	:
論文解説記事 (成果普及情報誌)	:
受委託・共同研究相手機関	:	科学技術庁
他機関報告書番号	:

Access	:	- Accesses
Web of Science® Times Cited Count	:	被引用回数：評価・統計等のため最新の被引用回数を確認したい場合は、直接Web of Science®をご確認ください。 http://www.webofknowledge.com/wos
InCites™	:
Altmetrics	:

登録番号 : T19990028
抄録集掲載番号 : 270421

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.