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Anowalous reduction of stage I recovery in nickel irradiated with heavy ions in the energy range 100$$sim$$120MeV

100$$sim$$120MeVの高エネルギ重イオンを照射したNiにおけるステージI回復の異常減少

岩瀬 彰宏; 佐々木 茂美; 岩田 忠夫; 仁平 猛*

Iwase, Akihiro; Sasaki, Shigemi; Iwata, Tadao; Nihira, Takeshi*

100$$sim$$120MeVのSi,Cl,Br,Iを低温(≦10K)で照射したNiにおいて、スラージIの四復が異常に小さくなる、又は消失することが発見された。この現象は、従来の弾性衝突による照射損傷生成やラジエーションアニーリングの理論の枠内では、説明することができない。ステージIの減少の大きさが、エレクトロニックストッピングパワーと密接に関係することからこの現象は高エネルギー重イオンのエネルギーの内、電子の高密度励起に使われたエネルギーが電子格子相互作用により格子系に有効に伝達され、その結果イオンのパスに沿っての格子の実効的温度が局所的に上昇してフレンケル対の対消滅が起こったためであることがあきらかになった。

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パーセンタイル:95.43

分野:Physics, Multidisciplinary

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