高温工学試験研究炉燃料取扱設備の概要
Summary of the fuel hamdling system for high temperature gas cooled reactor
茂木 春義; 井上 辰己*; 畠中 秀雄*
Mogi, Haruyoshi; not registered; not registered
高温工学試験研究炉の燃料取扱設備は燃料交換設備、使用済燃料設備及び新燃料設備等で構成する。これらの設備設計は、1)放射線防護上適切な遮蔽機能を有すること、2)想定されるいかなる状態に対しても未臨界性を維持できること、3)燃料の崩壊熱除去能力を充分に有すること等を安全設計上の基本方針として進めている。高温ガス炉の燃料交換は軽水炉の様な圧力容器開放状態での水中操作とは異なり、使用済燃料は常にヘリウムガス中で取り扱う設計としているが、これはガス炉の特徴といえる。現在は、これまでの成果を基に燃料取り扱いの操作性、燃料交換時間の短縮化、最適な燃料貯蔵方法及び全体システムとしての整合性等について設計の詳細化を進めるとともに、各種照射試料の装荷取り出し設備に関しても共用化を含む検討を行っている。本報では、これまでに実施してきた高温工学試験研究炉の燃料取扱設備の概要について紹介する。
no abstracts in English
- 登録番号 : A19870117
- 抄録集掲載番号 :
- 論文投稿番号 : 8291
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