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緊急時計画のための東海原子力サイト周辺の大気拡散特性の数値解析

Numerical analysis of characteristics of atmospheric dispersion around the Tokai Nuclear Site in an emergency

茅野 政道

Chino, Masamichi

原子炉事故時等の緊急時において周辺地域の防災対策を効率的に実施するためには、あらかじめサイト個有の大気拡散、線量分布の特性を把握しておくことが重要である。本報では、東海原子力サイト周辺における風系の特徴的パターンを調査し、それをもとに緊急時環境線量情報予測システムSPEEDIを用いて被曝線量分布特性の数値解析を行なった。東海地区では持続時間の長い北東風と、風向変化の大きい海陸風交替が陸地に被曝を及ぼす特徴時状況であることが明らかになったため、この条件でのシミュレーションを行い、次の点が明らかになった。すなわち、北東からの定常風の場合、線量分布はガウス・プルーム型となり、海陸風交替時の短期放出では、90゜に近い扇型となる。両ケースの同一線量の等値線で囲まれる面積は、海陸風交替時短期放出で定常状態の場合より広くなる可能性がある。

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パーセンタイル:19.59

分野:Nuclear Science & Technology

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