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The moderation and tunneling reaction of recoil T atoms in solid xenon-hydrogen mixtures at 77K

77kにおける固体キセノン-水素混合系での反跳トリチウム原子の減速過程とトンネル反応

藤谷 善照*; 宮崎 哲郎*; 笛木 賢二*; 正木 信行 ; 荒殿 保幸; 佐伯 正克; 立川 圓造

not registered; Miyazaki, Tetsuro*; not registered; not registered; Aratono, Yasuyuki; Saeki, Masakatsu; Tachikawa, Enzo

反跳T原子の反応を77kのXe-H$$_{2}$$-D$$_{2}$$混合系で調べた。77k Xe-H$$_{2}$$(D$$_{2}$$)-$$^{6}$$LiF混合固体に中性子照射を行い、$$^{6}$$Li(n,$$alpha$$)T反応により生じた反跳T原子をH$$_{2}$$(D$$_{2}$$)と反応させた、反応生成物であるHT,DTはラジオガスクロマトグラフィーにより分析した。T原子によるH$$_{2}$$およびD$$_{2}$$からの引き抜き反応の同位体効果を、HTとDTの生成量から求めた。この同位体効果は、水素濃度が0.1~1.0mol%の時1.1であり、これは、この水素濃度では、ほとんどの反跳T原子が熱化しておらず、ホット原子反応によってHTとDTが生成されていることを示している。水素濃度0.1mol%以下では水素濃度が減少するとともに同位体効果が増大する。0.01mol%での同位体効果3.1は、熱化したT原子のトンネル反応により説明できる。今回の固相での結果を気相の場合と比較すると、気相では約10%の水素濃度でホットT原子の熱化が起きているのに対して固相では0.1mol%以下にならないと熱化しないことが明らかとなった。

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パーセンタイル:15.74

分野:Chemistry, Multidisciplinary

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