トカマクプラズマの急速消滅に伴うガス放出

Outgassing during a plasma disruption in the JT-60 tokamak

核融合装置においては、第一壁中に燃料粒子が保持される。トリチウムインベントリは次期装置にとって最重要課題となろう。我々は、第一壁中の深いところにある水素を除去できる簡便な手法の開発を目標として、核融合装置JT-60において第一壁からの放電中および放電直後のガス放出を調べた。即ち、プラズマが10ms程度の時間で急速に消滅する時、即ちディスラプション時のガス放出を調べた。その結果、ディスラプションと同時にプラズマ中に保持されている粒子数の10倍以上に及ぶ多量のガス放出が観測された。これは、ディスラプションに伴うパルス的な熱負荷により第一壁中に含まれていた燃料ガスが昇温脱離したものと考えられる。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	真空
巻	:	33
号	:	4
ページ数	:	p.381 - 386
発行年月	:	1990/00
発表会議名	:
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キーワード	:	JT-60; 第一壁; ディスラプション; ガス放出; 昇温脱離

特許データ	:
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論文URL	:	https://doi.org/10.3131/jvsj.33.381
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登録番号 : A19900005
抄録集掲載番号 :
論文投稿番号 : 9887

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