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舶用炉改良研究の現状

A Study on advanced marine reactor

辻 栄一*

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原子力船「むつ」は本年秋からいよいよ1年間にわたる実験航海に入る。日本原子力研究所ではこの「むつ」による舶用炉の研究開発と並行して、将来の魅力的な舶用炉の実現を目指して舶用炉の改良研究を進めている。原子炉は、長期間燃料補給なしに運転出来る。燃焼に酸素が不要という。化石燃料では得られない特長をもっている。現在、近未来の実用化を目指した砕氷船と深海調査船を対象とした舶用炉の研究開発を進めている。すなわち、原子炉プラントの設計研究と設計に特有な主要コンポーネントの開発である。さらに、海洋/船体/原子炉を一体としてプラント特性を把握するための原子力船エンジニアリングシミュレータの開発を進めている。「むつ」による各種試験のデータはシミュレータに供給され、改良舶用炉の研究開発に活用される計画である。

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