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Impact of supersonic versus propeller wind data on dispersion estimates for nuclear plants

超音波型およびプロペラ型風向風速計による観測データおよび空気中放射能濃度と外部被ばく線量の比較

S.J.Hu*; 片桐 浩; 小林 秀雄

S.J.Hu*; not registered; Kobayashi, Hideo

東海研究所気象観測塔に設置してある超音波型風向風速計の特性をプロペラ型風向風速計のものと比較するために、1987年の気象データについて統計解析を行うとともに両データを用いて濃度及び線量率の評価を行った。その結果、1m/s以下の低風速領域ではプロペラ型の観測値が超音波型の観測値よりも約0.5m/s低くなり、0.5m/s未満の静穏出現頻度は、プロペラ型の方が多かった。この違いが大気安定度出現頻度、風速逆数の総和及び風向頻度に影響しているため、平常時における放射性物質の連続放出による年平均空気中濃度と年平均$$gamma$$線量の評価結果では、プロペラ型による気象データを用いた方がやや高い値になった。また、超音波型の観測値について静穏の定義を0.5m/sから0.1m/sに変更して線量評価した結果、ほとんど差がなかったので、日本の気象指針で行われている統計処理の方法は妥当であるとの結論を示した。

no abstracts in English

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分野:Environmental Sciences

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