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エンドセリンの血小板に及ぼす作用の検討

Effect of endothelin on platelets

関屋 富士男*; 小塚 正道*; 柴部 禎巳; 萩原 啓実*

not registered; not registered; Shibabe, Sadami; not registered

エンドセリン(ET)は強力な生理活性を有するペプチドであり、高血圧症などとの関連で注目をあつめている。血小板にたいしては、血小板活性を抑制する/促進するという相反した報告がある。本報では、(1)アフィニティ・ラベリングにより血小板膜上の特異的なET結合部位をしらべ、36kDaのタンパク質をET結合部位(受容体)と同定した。(2)血小板凝集に対して、ETのみでは効果はなかったが、ET存在下でADPを添加すると凝集の亢進がみられた。さらに(3)アラキドン酸代謝系を阻害するアスピリンで処理をした血小板は、ET-ADPによる凝集亢進をしめさず、このことから、ETはアラキドン酸代謝に関連した刺激伝達系を増強していることがあきらかとなった。

no abstracts in English

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