原子力プラントの腐食

Corrosion problems on atomic energy plants

原子力プラントにおける近年の腐食問題を概観した。原子力分野には、環境自体の強い化学的作用と放射線の重畳作用を受ける、いわゆる極限的腐食環境が多い。さらに構造材料の多くは、放射性物質の閉じ込めのバイヤーとしての長期的健全性が要求されるために、一般工業環境より以上に、応力腐食割れのような経年劣型環境割れ問題が露呈する場合が多い。本報では、そのような材料腐食問題として、原子炉炉心材料とバックエンドプロセス材料を取り挙げて、代表的な腐食損傷問題及び対策の経緯と今後の原子力プラント材料の展望を概説した。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	金属
巻	:	62
号	:	2
ページ数	:	p.9 - 15
発行年月	:	1992/02
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キーワード	:	原子力プラント; 腐食; 原子炉炉心材料; バックエンド

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論文URL	:	https://ci.nii.ac.jp/naid/40000773036
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登録番号 : A19910443
抄録集掲載番号 : 200318
論文投稿番号 : 10903

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