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Measurement of the $$^{93}$$Nb(n,n)$$^{93m}$$Nb reaction cross section at 14.5 and 14.9 MeV

14.5及び14.9MeVにおける$$^{93}$$Nb(n,n)$$^{93m}$$Nb反応断面積の測定

池田 裕二郎; 今野 力  ; 小迫 和明*; 浅井 雅人*; 河出 清*; 前川 洋

Ikeda, Yujiro; Konno, Chikara; Kosako, Kazuaki*; Asai, Masato*; Kawade, Kiyoshi*; Maekawa, Hiroshi

$$^{93}$$Nb(n,n)$$^{93m}$$Nb反応の14MeV領域での断面積を放射化法で測定した。この反応は閾エネルギーが低く半減期が13.6年と長いことから高速炉のみならず核融合炉ドシメトリーで有力な検出器として期待されている。しかしながら、1~9MeV領域で複数の実験データが報告されているが10MeV以上では14.3MeVにRyvesの報告が1点あるのみで断面積評価精度は十分とは言えない。本実験では、FNS回転ターゲットを用い厚さ12.5$$mu$$mのニオブ箔をD-T中性子で照射し(~4$$times$$10$$^{14}$$/cm$$^{2}$$)、照射後$$^{93m}$$NbのK$$_{alpha}$$X線の測定から反応率を求め断面積を導出した。中性子束は$$^{93}$$Nb(n,2n)$$^{92m}$$Nb及び$$^{63}$$Cu(n,$$alpha$$)$$^{60}$$Co反応から求めた。本実験で得られた14.5及び14.9MeVでの断面積は、Ryvesの測定値、IRDF-90及びJENDLドシメトリーファイル評価値と比較して5~15%高い値を示した。本実験データを含めた14MeV領域での断面積の再評価が強く望まれる。

no abstracts in English

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分野:Nuclear Science & Technology

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